　湖南省辰渓県に在住の法輪功修煉者・欧家発さん（60代男性）は、中共（中国共産党）による法輪功への迫害の中で、不法に3年の実刑判決を言い渡され、2007年9月に洗脳班で中枢神経を破壊する薬物を飲まされた。それ以来、欧さんは動きが緩慢で鈍くなり、うまく喋ることができなくなった。その結果、欧さんは2011年5月、苦しみの中で死亡した。

　欧さんは1996年に法輪功を修錬し始めてから、アルコール中毒から抜け出し、真・善・忍に基づいて自らを律するようになった。欧さんは、困っている人を常に助けていたため、周囲からの評判が良かった。しかし迫害が始まって以来、欧さんは2002年7月に法輪功の集団学法に参加したという理由で、突入してきた警官らに不当に身柄を拘束され、3年の実刑判決を言い渡された。欧さんは常徳津市の刑務所で、毎日10時間以上の強制労働を強いられた上、拷問を受け、3年後の2005年に釈放された。

　しかしその後も、欧さんは度重なる尾行や脅迫を受け続け、2007年9月に再び正当な理由もなく身柄を拘束された。欧さんは洗脳班で迫害を受け、精神異常になってしまった。その後、欧さんは釈放されたが、迫害の手が緩められることはなく、警官らによって自宅の家財をよく強奪されていた。

（注：法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）