三、五番目の娘・劉京雲さんが受けた迫害

　迫害が始まって以降のある日、仕事をしていた劉京雲さんは突然、会社側に停職されたことを通知された。さらに強制的に諸葛洗脳班に連行され、法輪功への信仰を放棄させるため、大法をけなす言葉を言わされ、睡眠をはく奪され、そして滅多打ちにされるなどの迫害を受けた。

　1999年11月22日、劉京雲さんは複数の警官らに滅多打ちにされたのち、翌日に手錠をかけられ、さらに留置場で15日間不当に拘禁された。なお、迫害に抗議するため、多くの不当に拘禁されている修煉者たちは絶食を通して迫害に反対した。

　2000年10月、劉京雲さんは警官らに棒で頭を殴られ、さらに肋骨を強く蹴られたため呼吸が困難になった。その後、法輪功修煉者らは引き続き留置場に拘禁され、殴られ、スタンガンによる電気ショックを受けた。留置場では毎日強制労働を受けており、食事はすでに腐っているものがほとんどである（マントーの中から多くの芋虫が出てくるとか、異物が混じっているスープなどは日常茶飯事）。

四、長男・劉京華さんが受けた迫害

　迫害が始まってから、劉京華さんは会社から毎日のように法輪功の修煉をやめるように上司から言われ続けてきた。1999年11月のある日、劉京華さんは頭部を強く殴られ、さらにひどく罵られた後、不当に1カ月間拘禁された。

　2000年10月のある日、劉京華さんを含む10数人の法輪功修煉者たちは不法に廃棄された学校で拘禁されるようになり、それ以降、毎日のように警官らに雇われた地元のチンピラに殴られ、タバコで焼かれ、棒で殴られるなどの暴行を受けた。

拷問の実演：滅多打ち

一連の拷問を受けても法輪功の修煉を放棄しなかったのを見て、警官らは劉さんの妻子を強制的に洗脳班に連行し、劉さんの妻と子供の目の前で劉さんに対する滅多打ちを行った。その後、劉さんの妻は3000元をゆすられた上、1カ月後に劉さんは釈放された。