　（明慧日本）法輪功の創始者は吉林省出身の李洪志氏である。法輪功とは「真・善・忍」という宇宙の特性に基づいて心性を修め、人間の身体を健康にするとともに、生命を根本から改善、向上させる修煉を行う功法である。また、「真・善・忍」を信じることは、世間に高尚な道徳水準をもたらし、崩壊した道徳を回復することができると考えられている。

　しかし、1999年以降、中共(中国共産党)当局は自国内の法輪功修煉者に対し激しい弾圧を行い、この卑劣な弾圧政策のもとで警察や司法部門、当局の悪意ある宣伝を信じた人が法輪功への迫害に追随し、迫害の規模を拡大させている。一方で善、悪ともにその行いには報いがあるもので、将来、天は必ず中共を滅ぼすだろう。下記は修煉者への一連の迫害に加担した悪人の身に、実際に起きた出来事である。

　河北省三河市燕郊鎮に住んでいた魏偉光(47歳男性)は、綜合弁事所（中国の行政の末端機関）のリーダーとして法輪功への迫害に力を注いでいた。魏は修煉者に対し、嫌がらせ、住居侵入、脅迫、身柄の拘束、家宅捜査、暴行など一連の迫害を行い、多数の悪事を働いた。魏によって被害を受けたのは、修煉者・杜縛蒼さん、周再田さん、湯宝信さんなどである。

　魏が行った迫害はあまりにも度を越していたため、悪の報いを受けたのか、2011年10月18日、魏は突然体に異常が現れ、病院へ搬送されたがまもなく死亡した。

　河北省張家口市の住民・李進元は奨励金を目当てに修煉者を監視するなど、迫害に加担した。結局、李はガンを患い、病気に苦しみながら、息をひきとった。

　同市に在住の居民委員会(中共の末端に連なる住民の自治組織)の主任・王樹斌は、自らの昇進のため、不当な連行や嫌がらせ、密告などを行い、良心の呵責もなく修煉者への迫害に力を注いでいた。しかし、王の息子は若者でありながら、バイクの衝突事故で死亡した。

　四川省峨眉山市の住民・鄒代林(46)は修煉者であった妻・呉小紅さんに対し、法輪功の修煉をやめるよう理不尽な迫害を加えた。当局の法輪功への弾圧政策のもと、鄒は殴る蹴るの暴行を妻に対して行った。その上、数回にわたって妻を人の少ない僻地まで連れていき、失神するまで妻を殴ったあと、そのまま放置した。2001年9月、呉さんは鄒により、強制的に体に毒物を注射されたため、この世を去った。

　善、悪ともにその行いには報いがあるもので、2011年7月30日、鄒は誕生日の当日、勤め先で高所から転落し、病院へ運ばれたが、そのまま帰らぬ人となった。