　【明慧日本2013年1月14日】正月の翌日から3日まで、神韻国際芸術団はアメリカ・ダラスのAT＆Tパフォーミング・アーツ・センター（AT&T Performing Arts Center）のウィンスピア・オペラハウスで2回公演を行った。ずば抜けた表現力と演出は、米南部の金融と商工業中心であるダラスの観衆の耳目を一新させ、超満員の場内は常に熱気に包まれていた。多くの観客は「神韻の美しさは類ないものであり、舞台内容の精神も素晴らしく、全世界の人に観て欲しい」と語った。

　心理学博士「神韻は史詩のようだ」

　初公演を鑑賞した心理学博士・ヴィンセント•ハント氏は、感動して何度も涙を流したという。中国5千年の文化は神への信仰によって生まれたものだと分かった博士は、人々は中国文化を本当に理解しようと思うなら、今までの考えを捨てなければならないとの見解を述べた。

心理学博士・ヴィンセント•ハント氏

　神韻を「史詩のようだ」と喩える博士は次のように説明した。「中国文化はこのように多元的で、信仰が入っているとは驚きました。神韻舞台は中国の5千年文化を表現しています。一つではなく、様々な文化です。5千年の歴史の中で生じた様々な文化には、高い次元とのつながりを探り、神とのつながりを求め続ける、神への信仰がありました」「中国の5千年の文化と多元的芸術はすべて神への信仰のもとで生まれたものです。これが本質です。本当にすばらしかったです」
　
　ケーブルテレビ創始者「人々には神韻公演が必要だ」
　
　大手ケーブルテレビの創始者であるネッド·ラビン氏は3日、三世代の一家を連れて鑑賞に来た。一家は感動に浸っていた様子だった。

ネッド·ラビン氏

　「偉大な舞台だ。完璧すぎる」との妻の感激に加えて、ネッド·ラビン氏はさらに次のように称賛した。「舞踊は頂点に達しました。ステージ風景と舞踊は完璧に合致していて、とても美しく優雅でした。うっとりしていました」「超一流の傑作です。多くのところで様々な舞台を観てきましたが、これほどの作品は初めてです。演出家は自分を誇りに思うべきです」「神韻のメッセージも素晴らしいものです。全世界の人は神韻が観れるのを願っています」

　大学教授「神韻は観る人にいろいろな啓発を与える」

バックリー博士

　サザン·メソジスト大学の教授兼主任・バックリー博士は、教師である妻と共に神韻を鑑賞した。神韻の芸術性の高さと美しさに夫婦ともに絶賛した。また、舞台で表現された中国国内で情報等が封鎖されていることを観て、多くの事を考えさせられたという。博士は「今の中国は自分達の伝統文化、歴史と芸術表現力を失いました。とても悲しいことです」と語り、夫人は「アメリカでは言論の自由があり、皆はそれを当たり前に思っていますが、中国ではそうではなく、人々には言論の自由の権利がありません」と述べた。

　神韻公演には中国古典舞踊のほか、中国と西洋の楽器を融合したオーケストラの生演奏や、ソプラノとテノール歌手などの独唱もある。歌詞は公演地の言葉に翻訳され、バックスリーンに映されるため、多くの観客は甘美な歌に心が打たれただけでなく、「歌は生きる意味を教えてくれた」と、その歌詞にも感動を覚えた。

　主催者によるとチケットは早くに完売し、観客の要望に応えて座席を臨時に増やしたが、そのチケットも完売してしまい、公演当日にもチケットを求めにくる人と電話が絶えなかったという。ダラスの観衆は、来年の神韻公演が大変待ち遠しい様子だ。