　【明慧日本2013年7月19日】吉林省蛟河（こうが）市では、下記11名の法輪功修煉者が今なお不当に拘禁されている。

　１、李振華さん（50代女性）は2008年4月23日午後3時頃、吉林市九駅にある娘の家から地元の派出所の十数人の私服警官に連行され、蛟河市防暴大隊に拘禁され迫害された。迫害により意識不明になり、20日間にわたって、ひきつけや嘔吐が止まらなくなった。その後、懲役10年の重刑を下され、現在、吉林省女子刑務所に拘禁されている。

　　李振華さんは以前も、2年間にわたり吉林女子労働教養所に拘禁され迫害されたという。2007年6月14日午後2時50分頃、待ち伏せていた吉林市・船営公安局河南派出所の警官に連行された。警官は李さんに目隠しをすると、両手を後ろ手にして手錠を掛け不法に尋問した。途中で李さんは心臓発作を起こし、ひきつけも起こしたが、それでも片手は椅子の足に手錠を掛けられたままで、立つことはできなかった。王洪ビョウは李さんの髪を引っ張り、何度も壁にぶつけ、顔を叩いたりした。曲という警官は李さんの親戚を混乱させた。翌日の夜中に李さんは黒い帽子を被せられ、６階まで引きずられ、椅子に手錠を掛けたまま足も固定され、15日間にわたって苦しめられてから釈放された。

　２、劉兆富さん（55歳男性）は2008年3月18日、劉さんの奥さん・史秀珍さんと共に自宅で蛟河市新駅派出所の警官に連行された。劉さんはこの時に抜け出した。史さんは不法に尋問され、懲役６年の判決を下され、吉林省女子刑務所に移送され迫害を受けた。この時から劉さんは指名手配され、長年彷徨っていた。2011年9月下旬に騙され連行された。半年にわったって蛟河市看守所に拘禁されてから5月20日に密かに吉林省吉林刑務所に移送された。

　３、劉宝春さ（40代男性）は2008年3月21日にパソコンショップで吉林市の国安、蛟河市長安派出所の警官に連行され、店内を捜索され、一部の電気製品を没収された。長安派出所の警官に殴られ、拷問に掛けられ自白を強要された。

　パソコンショップが差し押さえられ、損失は数万元に上った。蛟河市法廷に懲役６年の判決を下され、吉林省公主嶺刑務所に拘禁され迫害を受けている。

　４、丁玉彬さん（53歳女性）は2007年4月13日に民主派出所の警官に連行され、労働教養所に１年間監禁された。2011年12月23日夜に再び連行され、半年後に懲役3年半の判決を下され、吉林省女子刑務所に拘禁され迫害を受けている。

　５、李淑梅さん（71歳女性）2011年12月23日夜に連行され、半年後に懲役4年6カ月の判決を下され、吉林省女子刑務所に拘禁されて迫害を受けている。寝たきりの夫の面倒を見る人がおらず、李さんは毎日涙を流して、ご飯ものどを通らないという。

　６、李学花さん（55歳女性）は2011年12月23日夜に連行され、半年後に懲役5年の判決を下され、吉林省女子刑務所に拘禁され迫害を受けている。

　７、王秀蓮さん（50代）は2011年12月23日夜に連行され、半年後に懲役3年6カ月の判決を下され、吉林省女子刑務所に拘禁され迫害を受けている。

　８、張玉蘭さん（60代）2012年6月18日夜８時ごろに家で連行され、家宅捜索を受けた。パソコン・プリンタ・アンテナ受信機・書籍など私物を没収された。張さんは派出所で殴られ、15日後に吉林省女子労働教養所２大隊に連行され、1年3カ月にわたって拘禁された。現在、迫害により肺病が再発し、咳なども出て痩せているため所内の作業もできないという。

　９、劉淑芳さん（55歳女性）は2012年6月18日に再び連行され、２回ほど吉林省・黒嘴子女子労働教養所に拘禁され迫害された。劉さんは２回北京へ陳情に行ったため３回連行され洗脳され、8千元近くゆすり取られた。また、長期にわたって嫌がらせなどで生活を侵害された。2004年２月、程という警官が数人を連れて劉さんを黒嘴子女子労働教養所に連行し、迫害した。

　10、王金鳳さん（45歳女性）は2000年旧暦正月の時に北京へ陳情に行ったため連行され、600元を奪われ、帰ってからも3350元を強引に払わされた。２回洗脳され、2012年7月17日に吉林省那種労働教養所に拘禁され迫害を受けた。

　11、武秀蘭さん（54歳女性）2012年8月21日午前中、街で真相を伝えていた時に連行された。３人の私服警官が自宅まで同行し、家宅捜索をしてから、私物を没収した。蛟河市留置場に半月にわたって迫害された後、黒嘴子女子労働教養所に移送され迫害を受けていた。武さんは蛟河市に引っ越して来る前に通化市で労働教養を強いられたという。