　【明慧日本2013年8月11日】2012年に天津市港北刑務所に監禁され、拷問と虐待を受けて危篤状態に陥った法輪功修煉者・周向陽さんを救出するため、地元の河北省秦皇島（しんこうとう）市の多くの市民が署名をした。民衆は中国共産党の執政にすでに失望しており、多くの人々は強い姿勢で当局に圧力をかけた。民衆の力を恐れて当局は周さんを釈放したが、周さんの妻が監禁されたままだったため、署名運動は続けられた。

　感動と怒り

　署名を呼びかける中で、民衆は中共に様々な思いを抱いていた。村の50歳の男性は、「私は『二人の若者の苦しみ』を読んで感動し涙が溢れた。今までの人生で初めて泣いてしまった。中に書いていることは本当なのか？　共産党は間違っている。殺人犯でも優しく対処すべきなのに、なぜ良い人にそれほどの拷問と虐待をするのか？」と尋ねた。

　60歳の男性は「私は周向陽さんが一日も早く釈放されることを望む。共産党はあまりにも残虐だ」と言った。

　ある女性は周向陽さんの手紙を読んで一晩眠れなかったという。なぜこの世は白を黒と言い、正を邪と言うのか分からないと話した。

　40歳の男性は署名の際に「法輪功は気功を修煉しているだけですよ。なぜこんなに酷く対処する必要があるのか？　私は署名します」

　またある人は「法輪功は非常に素晴らしい。良い人たちが迫害されているから署名をして助けたい！」と話した。

　多くの民衆は、法輪功が無実の罪を着せられて迫害を受けていることを知っていた。そのため、近所にまで呼びかけて署名に積極的に参加した。村の共産党書記は見て見ない振りをして署名を邪魔せず、書記の妻も署名に積極的だった。

　ある中年の男性が「法輪功の人たちはみんな良い人です。我々は署名をして救出したい」と話した。

　ある女性は「周さん一家は良い家族です。我々は皆で署名します」と、救出を呼びかける書類に署名をして賛同した。

　70歳の元共産党の幹部が「署名で救出できるなら、もちろん署名をしますよ。周さん一家は模範家族だから」といった。

　50歳の女性「助けられるなら、もちろん署名をしたい」と署名をしてくれた。

　ある中年の女性は町に立って大声で「もし私の村で全員が法輪功を修煉していたら、村の道徳は今よりも良くなったはずです。皆さん一緒に署名しましょう！」と署名を呼びかけた。60歳の2人が「法輪功を修煉している人たちはみんな良い人たちです。共産党に良い人は少ないです。共産党の天下では殺人犯でもお金を払って賄賂を渡せばすぐ釈放されます。それなのに、共産党は良い人達である法輪功をずっと迫害している。署名をして応援したい！」と話しながら署名をした。

　若い夫婦が「法輪功の人たちは全員良い人達です。もしうちの村全員が法輪功の修煉者だったら、村の農作物を畑にほったらかししても安全だよ！」と言いながら署名をした。

　昌黎県の劉台荘鎮に在住の70歳の元党員は、『九評共産党』を読んでから脱党した。元党員は「共産党は道徳のない嘘つきだ。俺は数十年騙されて来た。共産党はあまり悪質で、法輪功は良い人たちです。俺はほかの人たちにも呼びかけて一緒に署名をしますよ！」と言った。

　ある村民は「私の命は法輪功に救われた。ある日、大雨で道路がドロドロになっていた。トラックを運転して帰宅の途中、トラックは大きい穴の中に落ちてハンドルが壊れた。トラックは河の中へ沈んで行き、非常に危険でどうしようと思った時に、思い出して、『法輪功は素晴らしい！』と叫んだら、トラックの滑りが止まり、助かった！」と言いながら署名をした。

　昌黎県新集鎮に在住の30歳の女性は「大法は不思議です。数カ月前、二番目の子供を妊娠してから吐き気が出て吐き、血を吐いて止まらなかったが、私が『法輪功は素晴らしい！　真善忍は素晴らしい！』と十数分念じたら完全に治った。翌日はそのほかの症状も全部完治った！　法輪功は不思議です。もちろん恩恵を受けているので署名をします！」と書類に署名をしてくれた。

　ある50歳の男性は百貨店を経営していた。荷物を運んでいた時にハンドルを間違えて車が横転の危険があった時に『法輪功は素晴らしい！』と唱えたら車の傾きが止まり、少し荷物が落ちたが、損失を最小限に抑えることができた。「大法のおかげです。署名をしたい。法輪功に救われたから！」と言いながら署名をした。

　2011年11月、周向陽さんを救出するための活動中、周向陽さんの兄の周向党さんと兄の妻、さらにほかの3人の法輪功修煉者が中共に連行され監禁された。村人の怒りは頂点に達していた。

　ある村民は「周向党さんのような良い人も連行されるなんて、信じられない。昌黎県にこのような良い人はほかにいないよ。電気製品が壊れた時にただで修理してくれ、新しい部品を入れたのに料金を請求しない。今の時代、こんな良い人はほかにいない。今の時代はこのような良い人が連行されるなんて、あまりにも理屈が通らない」と話した。

　ある50歳の村民は「共産党は良い人を監禁するほかに何もできない。周向党さん夫婦は皆が認める良い人です。共産党に法律はないし、法律は通じない！」と話した。

　ある男性は大声で町で叫んだ。「周向党さんのような良い人は今はほかにいません。村人はみんなで彼の戻るのを待っています。この世はあまりにも不公平です。共産党は村人の信頼を完全に失った！」と言った。