　【明慧日本2013年12月18日】吉林省舒蘭（じょらん）市の法輪功修煉者・宋彦群さんは2003年、舒蘭市裁判所で不正な裁判を強いられ、懲役12年の重刑判決を宣告された上、吉林省女子刑務所に拘禁された。

宋彥群さん

　同施設で宋さんは、拷問を加えられ転向を強要された。その間、宋さんは残酷な拷問に抗議をするため断食を行ったが、危篤状態に陥った。

　昨年12月16日、宋さんは「重病のため服役中の一時出所」ということで家に戻ることができた。

　今年9月、警官は身体が健康に回復してない宋さんを家から刑務所まで連行した。宋さんは面会を禁止されるなど、さらなる迫害を受けた。

　今月3日、宋さんの父親は長い間、会っていなかった娘とようやく再会することができた。しかし、体は痩せこけて顔色が悪く、立つことも困難になった宋さんが担がれて出てきた様子を見て、施設でどれほどの拷問が行われたのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。父親は、自分の娘が9月からずっと断食を続け、迫害に抗議してきたことを知った。

　現在、宋さんは体調が非常に悪いという。

　（注：法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）