　【明慧日本2014年1月7日】吉林省吉林市の法輪功修煉者・鄧曉波さん（女性）は昨年10月18日、何ら法的書類の提示もなく警官らに連行された。それと同時に、鄧さんの家にいた夫は捜索の反対を押し切られ、警官に家をさんざん荒らされた。同日夜、鄧さんは洗脳班に収容された。

　勾留中、鄧さんは誰にも知られない場所で殴る蹴るの暴行を受け、体に冷水をかける虐待を加えられて苦しめられた。

拷問の実演：殴る蹴るの暴行

　12月25日、鄧さんの弁護士は昌邑（しょうゆう）区裁判所へ行き、立件した書類を請求したが、その場で拒否された。弁護士は「クリスマスの休日にもかかわらず、はるばる訴訟のための書類を請求しにきたのに、上層部門の関係で渡さないとはどういうことだ？　法律に従わず邪魔をし続けると、訴えてやる」と、厳しく職員に言った。

　同日午後、鄧さんの弁護士は監禁施設で鄧さんと面会した。鄧さんは「懲役8年～10年の判決を受けることになる」と、施設側から聞いたことを弁護士に伝えた。

　その後、裁判所は立件した訴訟のための書類を見せなかったり、弁護士の邪魔をしたりした。さらに、鄧さんに対する不当判決を企てているという。

　（注：法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）