　【明慧日本2014年1月8日】重慶市の元大学教師・谷九寿さん（74）は昨年12月30日午前11時、定年退職を申請する場所へ呼び出されたが、そこに現れた610弁公室と沙坪覇国保（国家安全保衛）大隊に行動を制限された。

　そして、谷さんは彼らの脅迫を恐れず、反対を押し切ってその場から抜け出そうとしたら、警官らは大騒ぎにならないように周りの人の目を気にしながら、谷さんを手放した。

　警官らは昨年7月14日から1カ月間にわたって、谷さんが洗脳班に拘禁されていたことを理由に「宿泊期間の費用を請求する」との口実で金銭を恐喝しようとした。

　この洗脳班は、転向を目的に法輪功の修煉を放棄する旨の書類「三書」の作成や、詳細不明な薬物の投与と注射を強要し、高齢者を苦しめていた場所である。当時、洗脳班に協力する不法人員は「転向しないなら、労働教養処分を下し、養老年金支給の差し止め、洗脳班に拘禁中、掛かった全費用を請求する」と、拘禁中の修煉者達を脅した。

　谷さんは法輪功が中共（中国共産党）当局に迫害されて14年来、労働教養を4年受け、嫌がらせ・洗脳・不当拘禁・拷問などで苦しめられてきた。

（注：法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）