　【明慧日本2014年8月13日】湖南省長沙地区の610弁公室、公安局などの中国共産党関係者は最近、再び洗脳班を配置した。現在の情報によると、10人以上の法輪功学習者が嫌がらせを受け、少なくとも5人は法輪功の無実を訴えた際に罪に問われ、1人は不当に拘留されたという。

　天心区の10数人の法輪功学習者が嫌がらせを受ける

　地元の国保大隊（法輪功迫害の実行機関）、公安（警察）、派出所、社区（住民委員会などからなる中国共産党の末端組織）は、先月から蔡新欧さんとその姑の劉さんなど10数人に対し、電話または直接家に来て嫌がらせを行い、さらに洗脳班に行かせようとしたという。

　蔡さんは先月22日に労働西路で法輪功の資料を配った際に、中国共産党による法輪功の誹謗中傷の宣伝を信じている人に通報され、地元派出所に不当に連行され、法輪功関連のDVDも没収された。蔡さんは10日間拘束されていた。

　開福区の夫婦が不当に連行される

　王怡芝さん、王水清さん夫妻（60～70代）は先月15日午前、望城県で法輪功の資料を配った際、地元警官に拘束され、橋駅派出所に連行された。

　2人はボディーチェックをされ、血液採収も強要された。その後、望城県公安局に移送され、一方で警官らは王さんの自宅に侵入し、パソコンなどの私物を没収した。　

　2人は10日間の拘留に処せられたが、高齢であるため、夜12時に家へ帰されたという。

　学習者に暴行、不当連行を企む

　先月27日の夜、2人の法輪功学習者は交差点で法輪功の資料を配っていた際、ある男性（国保大隊の警官か私服のスパイと思われる）に電動自転車のカギを奪われた。さらに、男は周りの人に通報するよう促していた。

　学習者は男にやめるよう勧め、やじ馬も「共産党が悪いのに、どうして配ってはいけないのか？　捕まえてどうするのか？」と責めた。

　しかし、男は話を聞こうとしなかったため学習者2人は帰ろうとした。すると男は1人の学習者を押さえつけ、カバンを奪った。結局、2人はその場から抜け出したが、電動自転車は後からやって来た警官に没収されたという。