　【明慧日本2014年11月8日】今年のG20はオーストラリア・クイーンズランド州のブリズベンで、今月中旬に開催される予定である。主催者であるクイーンズランド州は1日、ブリズベンの中心地でブリズベンオンパレード（Brisbane On Parade）を行い、G20を歓迎すると共に、多元文化で有名なブリズベンの強い包容力を祝った。法輪功団体を含めた100団体の2,300人が参加した。

　煉功隊、龍の舞、中国伝統衣装隊、腰鼓隊などからなる法輪功チームの色とりどりの民族衣装と見事なパフォーマンスは、沿道の観客たちから大いに称賛を受けた。また、G20期間中、中国代表らに対して、法輪功迫害に対する抗議活動を行うことに賛同する観客が多かった。このほか、法輪功に興味を示し、習いたいという人も多くいた。

法輪功チーム

法輪功チームの龍の舞

　サンシャイン・コーストから来たある観客は「平和的であるなら、人は皆、思考の自由と表現の自由を持つべきです。これは民主社会に無くてはならない一部分だと思います」と、G20の期間中、法輪功学習者の訴えが世界に伝わることを願っていると語った。

　現地の住民は「彼ら（法輪功チーム）は美しい！　きれいな衣装、穏やかな雰囲気、本当に素晴らしいです。彼らは抗議する権利があります。すべての国にあるわけではないですが、ここには言論の自由があります。これもオーストリアの魅力のひとつだと思います」と、反迫害の抗議活動に賛同した。

法輪功学習者ルイーズさん（右）

　クイーンズランド州在住の法輪功学習者ルイーズさんは、参加を申請する思いを次のように述べた。「法輪大法は素晴らしく、平和的な功法であるにも関わらず、中国で未だに迫害を受け続けていることを皆さんに知ってもらいたいです。パレードに出た学習者を見れば分かると思いますが、皆が明るく、優しい人たちです。このような人たちが中国で残酷な迫害を受けるのは理不尽極まりないことです」。