　【明慧日本2015年2月26日】中国の春節を前にしても、中国からヨーロッパに来る旅行者は大勢いる。ヨーロッパの法輪功学習者が法輪功への迫害の実態を伝えているため、中国共産党やその関連組織から脱退する中国人旅行者は少なくない。多くの旅行者は自分の本音を法輪功学習者に伝えていた。

　中国東北の旅行者「法輪功案件の判決はどのみち覆される」

中国東北弁の旅行者達は法輪功の資料を受け取り、見ながら話をしていた。

旅行者A：冤罪が多すぎる。法輪功案件の判決はどのみち覆される。

旅行者B：法輪功の冤罪も多すぎる。多くの人が死んでしまった。

旅行者C：政府は恐ろしいでしょう。賠償しきれない。

旅行者D：お金は問題ない。汚職高官を捕まえれば、金の問題は解決できる。法輪功案件の調査員の責任を追究するそうです。

旅行者E：法輪功を弾圧することは間違っています。追究すれば江沢民が一番になるでしょう。当初が江沢民がこの事件を起こした時、他の人は同意しなかったからです。

旅行者F：覆すのは恐ろしいでしょう。社会が混乱することを心配するでしょう。

旅行者G：中国社会は混乱にならないでしょう。混乱のもとは共産党自身であり、その乱れの根源をさかのぼると共産党自身です。共産党当局は暴力団と結びつき、悪い人が出世する。劉漢（ヤクザのリーダー）は周永康の後ろ盾がなければ、そこまで強くはならないでしょう。

学習者はこの旅行者らに、「皆さん、三退しましたか？」と聞いた。すでに三退した人もおり、まだしていない人は学習者に三退を頼んだ。

　中国の軍高官「あなた達の報道は全て真実です」

　ある年配の旅行者は、デパートの前で誰かを待っている様子だったが、学習者は挨拶をして法輪功の資料を渡した。その旅行者は「あなた達の情報をよく見ます。そして、事実と合っています」と話した。学習者はどこから情報を得たのかと聞くと、「私は軍の人間なので状況がわかります。多くのことがわかります」と答えた。学習者は中国の状況や高官が失脚する本当の原因、江沢民集団の人道に対する罪、及び中国共産党が必ず解体することを話した。彼はずっと黙って聞いていた。この旅行者は定年前は軍隊の高官だった。

　学習者は「共産党の体制内で高いポジションを務めて、法輪功の真実に触れることができ、是非をはっきりさせられ、本当に良いことです。しかし、それだけ足りません。共産党から脱退すれば安全になり、未来があります。『天が共産党を滅ぼす。三退すれば安全を保つ』という言葉は本当のことであり、その時になると天が果たします。将軍であれ、兵士であれ、自分で選択しなければいけません。仮名を使って、共産党組織から脱退したほうがいいでしょう」と話した。その旅行者は少し考えて、「そうしましょう。脱退しましょう」と言った。

　ある旅行者「なぜ皆が共産党が悪いと言いますか」

　ある女性の旅行者は家族全員が軍と関係があるという。家族十数人は全て党員であるそうだ。近年皆の考え方が変わるに従って、共産党についていといろな疑問が出てきた。「可笑しいと思いますが、周りの人が全部共産党を罵っています。それはなぜでしょうか？」と学習者に聞いた。

　学習者は法輪功の真実や法輪功学習者達が『真・善・忍』という基準を基づいて良い人になるなどから、軍の腐敗、法輪功学習者の臓器狩りまでを説明すると、この旅行者は理解して脱党した。最後に法輪功の資料を受け取り、自分の家族にも見せるという。