　【明慧日本2015年7月1日】私は29歳です。1995年に法輪大法に出会い、今年ですでに20年になります。

　初めて法輪功に出会う

　私は子供の頃、法輪大法を修煉している親戚の家に何年間か住んでいました。当時、親戚は家でよく法輪大法の師父の説法の録音を流し、私と家のもう1人の子供は、無意識のうちに数年間それを聞いていました。親戚が法輪功の書籍『轉法輪』の中の「論語」を家の中で最も目立つ所の壁に貼りつけてあったのを覚えています。私はまた、よくおばさん達が親戚の家に来て、一緒に大法の本を読み、読み終わったらまたお互いに交流していたのも覚えています。

　私にとって最も印象深かったのは祖母でした。祖母は李洪志大師の講習会に参加したことがあります。あの数年、祖母はずっと薬を飲んだことはなく、それでも同年齢の人よりずっと健康に見えました。自転車であちこちへ行くことができました。祖母が法輪功を修煉してから、体がとても良くなったことを知り、多くの親戚が法輪功を修煉するようになりました。また、ある親戚は地元の市の輔導站の站長になりました。

　その後、家庭の事情で、まだ小学校低学年の私は親戚の家を離れました。両親と一緒に海外に行った後は、法輪功に関するいかなる情報も入ってきませんでした。

　再び法輪功に出会う

　時が移り状況は変わって、私は成人し、大学に合格した後、一度帰国しました。かつて一緒に生活した何人かの親戚たちを訪問しました。迫害が始まった後、祖母は怖くて修煉し続ける勇気がなく、叔母さん以外のすべての親戚も同様に修煉しなくなっていました。叔母さんはあの数年の間、逮捕されて労働教養所で残酷な拷問に遭い、その迫害の情況を話してくれました。

　私は驚き、同時に多くの疑問が生まれました。病気を追い払い、健康を保つ煉功は良いことなのに、どうして中国共産党は弾圧するのでしょうか？　私は幼い時、学習者が本を読み、煉功をするのを見ましたが、焼身自殺をする人がいるとは聞いたことがありません。法輪功とは一体何ですか？　叔母さんは私に多くの法輪功の実態を話してくれました。そこで、私はその実態を具体的に詳細に知るために、徹底的に調べることにしました。

　それまで、私は気功・修煉・信条に対する理解がほとんどなく、これは自分の未知の領域でした。法輪功の実態を理解するため、私は外で閲覧できるすべての公開資料を探しました。法輪功の創始者・李洪志大師の著作を時系列に初めから終わりまで、注意深く数回読みました。法輪功は「真・善・忍」について説いています。

　私は法輪功学習者の平和的で非暴力の反迫害に感心しました。私には非暴力での反迫害は恐らくできないでしょう。これは私が修煉に入っていないからかもかもしれません。

　国内に起きている犯罪行為を私は認められません。私は法輪功の実態を知らない人に正しい情報を伝え、ネット封鎖を突破するソフトウェアを渡したことで、留置場に拘束されたことがあります。最後に私は外国への移住を選びました。現在、私は海外で生活しています。この最も善良な学習者たちに対する中国共産党の迫害の停止を私はずっと待ち望んでいます。