　【明慧日本2015年7月1日】最近、中国では法輪功迫害を引き起こした元国家主席・江沢民を告訴する運動が相次ぎ、全国各地に大きな反響をもたらしています。率先して法輪功迫害に加担した公安局・検察庁・裁判所などの組織の中の人への影響は特に大きいのです。

　「昨年押収した物を返さなければならない」

　地元の某学習者が法輪功迫害の実態を伝えたことで、昨年、派出所に15日間拘留されたことがあります。

　先日、その派出所の署長が自らこの学習者の家族を訪ね「法輪功を学ぶ人はみんないい人です。お宅から押収したものを返さなければなりません、時間がある時、取りに来てください」と言ったそうです。

　「李先生が帰国なさる時、ぜひよろしくお伝えください」

　また某学習者は、真相を伝えている時、50歳前後の、背が高くて、鞄を脇に挟んでいる、どこかの幹部らしい男性に出会いました。その学習者は彼に「三退の事を知っていますか？　ネット封鎖を突破するソフトをあげますから、真実の中国と世界を見比べてみて下さい」と言いました。

　予想外にも、彼は「ありがとうございます。私はすでにネットで脱退しました」と言いました。それから彼は「法輪功を学ぶ人はみんないい人だと知っています。私は市の公安局で秘書をしており、直接迫害には参加していません。李先生が帰国なさる時に、ぜひよろしく頼みます。先に礼を言います！　ぜひこの話を伝えてください！」と頼みました。

　私は同修たちと学法グループでこれらの話をし、これは最近、人民検察院と最高裁判所に江沢民を告訴したことによってもたらされた変化だと分かりました。地元の学習者は、みんなで書状を書いて江沢民を告訴しています。その中には、すでに北京へ届いたのもあるし、書いている最中のもあります。