　【明慧日本2015年7月20日】オーストラリアラジオ局の司会者で、人権救済基金の理事長、弁護士でもあるグエン（Than Nguyen）さんは、目下、中国で中共の前独裁者・江沢民を告訴するうねりが起きている情報を聞き、シドニ法輪大法学会の代表を招き、自身の番組でこの出来事を報道すると同時に、中国国民が悪の首魁である江沢民を告訴する努力を、全面的に支持すると表明した。

　江沢民を法の下で裁くことを全力で支持

　グエンさんは、「私は、人権を酷く侵害した張本人を、法の下で裁く努力をしている人たちを全力で支持します。法輪功への迫害の中で、悪の頭目は江沢民です」

　「平和的な信仰と修煉を堅持したために、数千万の法輪功学習者が不法に逮捕され投獄されました。甚だしきに至っては拷問によって殺害されています。この行為は受け入れられません。また法輪功学習者の臓器が収奪され、売買されている事実を理解できません。これらの犯罪は反人類罪に相当し、だからこそ、この責任は江沢民はじめ加害者すべてが負わなければなりません」と、放送の中でコメントした。

　シドニーラジオ局、江沢民が告訴されるのを紹介

　2VNRラジオ局は、シドニーでは最大で24時間放送するラジオ局である。このラジオ局は世界各地のニュースをはじめ、医学、法律、宗教、教育などを中心に伝えている。

　7月1日夕方の放送に、シドニー法輪大法学会の代表が招かれ、江沢民が告訴された背景や現状、シドニーの法輪功学習者が週末に行った、江沢民の告訴を声援する集会について放送した。

　学会の代表者は、「週末に法輪功学習者は、中国で江沢民が告訴されたことを声援する集会を開催しました。江沢民を告訴する大部分の人が法輪功学習者です。同様な集会は世界各地で開催され、ロサンゼルス、トロント、バンクーバーでも開催されました」

　「1999年7月、江沢民は当時の共産党総書記で、法輪功に対する迫害を発動しました。推定によると、当時は7千万から1億人が法輪功を煉功していました。しかし共産党員は6千300万人しかいなかったのです。人々は法輪功を修煉して、健康を取り戻し真の喜びを感じました。江沢民は法輪功の声望に嫉妬して、残酷な迫害を発動しました」と話した。

　グエンさんは、「この迫害についてもっと詳しく話してくれませんか？　法輪功学習者の身に何が起きましたか？」と質問した。

　「迫害を始めてから、江沢民は中共の宣伝機関をフルに活用して、国内外において法輪功に対する攻勢を強めていきました。その目的は多くの民衆に法輪功と敵対させることでした」

　「明慧ネットの報道する数字によりますと、3800人以上の法輪功学習者が迫害によって命を落としました。数千万人の法輪功学習者が依然として強制収容されています。とても酷いのは、中共は法輪功学習者の生体から臓器狩りを行っています」と答えた。

　グエンさんは、「私も臓器狩りの話を聞いた事がありますが、それは真実ですか？」と質問した。

　学会の代表者は、「真実です。江沢民が各収容所に法輪功学習者の生体から臓器を摘出して、移植患者に売買するよう指示しました。これは中国共産党にとって膨大な収入になります。我々は中国高官との会話を録音したテープをもっています。彼は臓器狩りは江沢民の指示によるものと証言しました。2006年、カナダ人調査員２人の調査結果によりますと、4万5千人の法輪功学習者が臓器狩りによって殺害されました。生体から臓器の摘出を調査していた記者のイーサンガットマンさんの話によると、この臓器狩りは2013年まで続いていたといいます」

　グエンさんは、「みなさん考えてみてください。法廷から収容所、病院など一連の殺人組織ができ上がり、それは共産党によってコントロールされています」と話した。

　学会代表は最後に、「以前、もし誰かが江沢民を告訴しようとすれば、投獄され、残酷な拷問を受けることでしょう。しかし今中国は環境が大く変化しました。ますます多くの人が立ちあがり江沢民を告訴しています。これは良い予兆です」と話した。

　「法輪功に対する迫害はすでに16年が経ち、今も続いています。まずこの迫害を終わらせることを希望します。人々は自由に煉功ができ、自由に自分の信仰を追い求めることができます」と、グエンさんは締めくくった。