　【明慧日本2016年2月3日】中国黒竜江省牡丹江市の農墾分局雲山農場の法輪功学習者・羅井山さんは先月28日に懲役2年6カ月の不当判決を宣告された。羅さんは法廷で直ちに上訴すると述べた。

　昨年8月11日午前9時、居民委員会の関係者は羅さんの自宅を訪ねた時、羅さんが明慧ネットを見ているのを見つけ、通報した。雲山農場公安局の警官は羅さんのパソコン1台、インターネットに接続するカード1枚、はさみ1個、プリンターのインク4個、『共産党についての九つの論評』1冊、法輪功の関連資料407枚、『明慧週刊』20冊、ノートパソコン1台、プリンター1台、USB1個、A4サイズの紙15パックなどの家財を押収した。

　翌日、警官は羅さんを不当に刑事拘禁し、9月9日に逮捕状を申請し、18日に許可された。

　今年1月14日9時、市農墾裁判所は、密山農大新区において羅さんに対して不当な裁判を行った。法廷に立ついわゆる起訴側の人は、警官が羅さんを取り調べた時の供述を読み上げた。しかし、羅さんは内容が自分が言っていたのと違うことや、当時騙されてサインをしたことを指摘し、内容について否認した。

　王さんの弁護士も法律に基づき、「当事者の一方的な話は、ほかの証人がいない状況の下、証拠として使えない。法輪功は信仰の問題であり、法律を犯していない。また、江沢民は確実に犯罪事実があるので、江沢民を告訴することは合法である。中国で現在公開された邪教の中に法輪功は入っていない」と述べた。

　王さんの弁護を聞いた起訴側は反論することができず、裁判長や法廷中のすべての人たちは静かに聞いた。裁判は11時に終わった。

　しかし、28日午前9時、当裁判所は羅さんに対して二次裁判を行い、懲役2年6カ月の不当判決を言い渡した。羅さんは法廷で上訴すると表した。

（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）