文／河南の大法弟子　寒年

　【明慧日本2016年7月19日】ある日の午後、夫と公園に散歩に行く途中、向こうから年配の夫婦が歩いてきました。おばあさんが親しそうに私に「あなたも散歩にきたの？」と聞くので、「そうです、散歩に来ました。ご主人はお元気ですか？」と返事をしました。

　「全然よくないです。主人は話すことさえできなくなったの。息子の嫁が怒らせてから、話せなくなったの。治療費をいくらかけても、治らないのです」と、悲しそうに言いました。

　「おばあさん、法輪功って聞いたことがある？　とても良い功法ですよ。人間を良い人にし、病気を追い払って健康にする効果もあります。私の夫は去年大きな病気になって、病院でお金がすごくかかりました。結局、治らなかったのですが、退院する時、まだ歩けませんでした。その後、家に帰った後、私は夫に『法輪大法はすばらしい』と言ってもらいました。今、彼はよくなったように見えるでしょう」と、聞きました。

　おばあさんは私の話を聞くと、私に「どんな言葉ですか？」と聞きました。私は「法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい、です」と答え、三退のことを教えました。おばあさんは聞くとすぐ「私と夫は昔加入した団と党から全部退きます」と言いました。

　私は彼らにそれぞれの仮名をつけて三退させてあげました。そして、おじいさんに「お兄さん、帰ったら『法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい』を覚えてくださいね」と言いました。その時おじいさんは突然「心の中で唱えてもいいですか」と聞きました。私は「もちろん、いいですよ」と答えました。彼の年齢を聞くと、「もう66歳だよ」と言いました。

　そばにいるおばあさんは驚いて目を大きく開いておじいさんを見て、「あなたは話せるようになったの？　あなたは話せるようになったのですか？　どうして話せるようになったのですか？」と言いました。興奮する姿は嬉しくてどうしたらいいかわからない子供のようでした。

　おじいさんの顔も赤くなって、ぼんやりして微笑み、おばあさんを見ていました。その時、私はこのおじいさんが話せなかったのだと思い出しました。私は嬉しくなって、おばあさんに「これはあなたが福を得たからですよ。大法は普通ではありません。なんでもできますよ」と教えました。

　おばあさんはどういうことかわかった後、私の住所を聞き、ずっと私に感謝したいといいました。私は「お姉さん、感謝したいなら、私の師父に感謝してください。慈悲深い師父はあなたたちを救われました」と言いました。おばあさんは「はい、はい、はい！　大法の師父に感謝します。大法の師父に感謝します！」と言いました。その感謝の気持ちは本当に言葉で表せないようでした。

　私は世間の人が真相をわかって三退した後に起こった奇跡をたくさん見て、たくさん聞きました。しかし、実際に自分の見で見たのは初めです。私は大法の力をしっかり感じました。