文／内モンゴルの大法弟子

　【明慧日本2017年2月19日】私は農村にいる大法弟子で、今年57歳です。修煉していない夫は出稼ぎのために地方に行っており、無神論の毒害を深く受け、毛沢東語録を暗唱しています。以前、夫に大法が迫害されている真相を伝えましたが、無視され続けています。

　以前、私はよく夫からお金をせびり取り、話しかければ、「あなたの嫁に来て本当に運が悪い。何の幸せも得られない！」と罵り、機嫌が悪くなれば喧嘩ごしで、殴ったり罵ったりして、家では常に夫に勝つ非常に気の強い嫌な女でした。思い起こせば、そのような状態の私がどのようにして衆生を救い、夫を救えるでしょうか？　

　去年の旧正月、夫は地方から帰ってきました。私は大法弟子が家族でさえも救えないなら、大法弟子と言えるだろうかと思いました。以前、夫に真相を分かってもらえなかったのは私の問題であり、何より、夫の前での普段の私の言動はあまりにも常人的で、大法の素晴らしさを感じてもらうことが出来ませんでした。今回、絶対に大法の素晴らしさと私の優しさを感じてもらおうと考えました。

　今回こそ、衆生を救うことを最優先にしようと思い、ご飯を作る時も服を買う際も、私は常に夫の好みを考え、心から彼を思いやるようにしました。夫は私の優しさに気付き、時々敬服する目つきで私を見て、「どうしてこんなに大きく変わったのか？」と尋ねました。私は「前より良くなったの？　悪くなったの？」と聞きますと、「もちろん、良くなったよ」と答えました。「大法が私を変えたの。以前の私と違うでしょう？」と聞き返すと、「そうだね」と言いました。「私は大法から無私を教わり、常に他人を思いやることを学んだの。見て頂戴。今の私は他人と争うことはしないので、自分のものであれば何一つ失うことはないのよ。これは全部大法の教えによるもので、福報なのです」と言いました。夫はだまってそれを聞きながら、ずっと頷いていました。

　私は更に続けました。「中国共産党が政権を握って以来、天と闘い、地と闘い、人と闘い、年々日々闘ってきて、その影響で、人々は会うや否や、心の中ですでに闘いの準備を始めています。以前、私たちが喧嘩をする際、あなたはいつも、中国共産党の良さを口にしていましたが、それはあなたの間違いではないの。あなたはあまりにも深く、共産邪霊の毒害を受けてきたからですよ」と、私が言えば言うほど伝えたい内容がスムーズに口から出てきて、智慧も湧いてきました。すると、夫は徐々に真相が分かってきて、頷きながら聞き、「法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！」を暗唱し、念じることにも同意してくれました。

　出稼ぎ先に戻る際、夫は泣きながらこう言いました。「俺はこれまで、お前に何の幸せも与えることができなかったが、大法の真相を伝え、逆に幸せをもたらしてくれた」と大変喜びました。夫の話を聞き、私は心から夫が救われたことに喜びを感じました。