文╱中国の大法弟子

　【明慧日本2018年1月15日】私は1996年5月に修煉を始めた古い弟子です。心から師父のご加護と同修達の助けに感謝します。師父と大法は私にすべての劫難を乗り切る智慧を下さいました。大法修煉をしていなければ、私はとっくに邪悪によって、命を落としていたでしょう。

　一、馬三家で邪悪を一掃する

　悪名高きあの馬三家労働教養所で不当に労働教養を強いられた時、警官は私を部屋に連れ込み、掃除をさせました。部屋に入ると、中には大法を誹謗中傷する漫画がいっぱい置いてありました。私はとても憤慨し、心の中で「全部この誹謗中傷する漫画を剥がさなきゃ、剥がさなきゃ」と叫び、思わず漫画を剥がしていました。それを見た警官は大声で私の名前を呼びながら、「お前は肝っ玉が大きいな！」と激怒し、すぐに上司に報告に行きました。

　その場にいた同修はすぐ私のために正念を発してくれました。私も監房に戻って、二十数人の同修に発正念をお願いしました。その晩、私は一睡もせず、ずっと法を暗唱し、正念を発し、恐怖心を排除しました。翌日、心はようやく落ち着いて来ました。すると、昨日の事はまったく起きていなかったように平穏で、その後、あの部屋の漫画も全部なくなりました。

　この事を通して、私は「弟子正念足りれば師は回天の力有り」[1]の真意を学びました。私達が正しく歩んで行く事ができれば、師と法があり、何も恐れることがなく、恐怖心が芽生えたら、それを滅します。その自分ではないものを排除し、反対し、法を学び、法を暗唱し、発正念をし、ひたすら師と法を、固く信じていく事を学びました。師父は「わたしの法身は何でも知っています。あなたが何を考えているかも全部知っています。そして、わたしの法身は何でもできます。あなたが修煉しなければ、何も面倒を見ませんが、修煉すれば、最後まで助けてくれます」[2]と説かれました。

　馬三家では、邪悪な警官らは多くの法輪功学習者を残忍に拷問し、学習者を「転向」させようとしました。ある日、同じ監房の大連の学習者が呼び出されました。彼女は帰って来る際、警官に蹴られながら戻って来ました。同修は口が腫れ上がり、歯がグラグラになるまで殴られました。その後、私の名前が呼ばれました。私は心の中で「原子爆弾を警官の背後の邪悪に投げ落とし、その邪悪を爆破し解体する」と念じました。同時に、私は発正念の口決を念じ、発正念をしながら、まったく恐れずに監房を出て行きました。思いがけないことに、ただ警官からは「お前はどうして水を飲みながらテレビを見ていたのか」と聞かれただけでした。

　二、正しく「病業」に対処する

　修煉して20年以上になりました。体がいくら辛くても、今まで私は病気だと思いませんでした。自分は神の道を歩む修煉者で、病気はあるはずがありません。師父は「もしあなたが病気のことばかり考えるその心を捨てられないのなら、われわれは何もしてあげられないし、どうすることもできないということを強調しておきます」[2]と説かれています。

　ある日、なぜか私はベッドから落ちました。そのため、手首を骨折して手が腫れ上がり、そして、骨がナイフで切られたように激しく痛みました。私は一晩中正念を発し、朝になるといつも通りに煉功しました。左手が痛くて動けないため、右手で左手を持ち上げて煉功しました。そして、いつもと変わらず真相を伝え、人を救い、やるべきことをやりました。すると、1週間後、すべてが良くなりました。

　またある時、私の頭にでき物ができて膿が出て、瘡蓋（かさぶた）ができて、死ぬほど痛くなりました。ある夜、私は夢を見ました。夢の中で1人の人がつるはしで、大きな氷山を削っていると、氷山にひびが入りました。師父が私の業力を消滅してくださっているのが分かりました。私の心は明るくなり、自分は常人の理に左右されない修煉者で、師父の法身に見守られていることを改めて感じました。そこで、私は髪の毛を切り、頭皮をきれいにシャンプーしました。すると、瘡蓋が割れ、しばらくしたら完全に治りました。師父は私の病気を治して下さり、再び身をもって大法の神秘さを実証しました。

　法を正す時期の大法弟子である私たちは、最後の限りある時間の中で、三つのことをしっかり行い、師父が求められているものを圓容しなければなりません。今、私は自我を放下し、家で学法グループを作って法を学び、そして、地元の繁華街で直接に真相を伝え、真相資料を配り、人を救っています。これらすべては、師父のご加持やご加護の下で行うことができ、そして、同修たちに励まされながらできたことです。

　個人の次元に限りがあります。不適切なところがあれば、同修の慈悲なるご叱正をお願いします。

　注：
　[1] 李洪志師父の詩：『洪吟』「師徒の恩」
　[2] 李洪志師父の著作：『轉法輪』