　【明慧日本2018年2月9日】（デンマーク＝明慧記者・舒慧）デンマーク・コペンハーゲン市の南部に位置する、キューゲ（Koge）は、とても美し海岸の街であり、周辺の街の農・漁産物の集散地でもある。風景が美しいうえに、人は純朴である。コペンハーゲンの法輪功学習者はこの街で開催された2日間の「健康博覧会」に参加した。参観に訪れた市民、出展者、主催者は法輪功学習者に対してとても親切で、法輪功大法の「真・善・忍」の理念に賛同し、多くの人たちは現場で法輪功の五式の動作を習い始めた。

健康博覧会に訪れた市民は法輪功の真相を理解する

　「とても強く、とても純正なエネルギーを感じた」

中年の女性（右）は法輪功を紹介され、『轉法輪』を購入

　ここを訪れた多くの人は法輪功の展示ブースで学習者と長く話し込んだ。1人の中年女性は学習者に、「現代社会の中で多くの理念は物質と自分の利を追い求め、何か違うように思うが、どうすれば解決できるのか分からずに苦しんでいる」という。彼女は「ある日、脳裏に突然気功を習いたいという一念が現れ、それで探し始めました。今、大法が人々に善に向かわせ、『真・善・忍』に基づいて善い人になり、自分の心性を修めるということが分かり、五式の動作があることも分かり、非常に嬉しく思います」と話した。彼女は『轉法輪』の冒頭にある『論語』を読み、表向きには分かり易いように思われるが、しかし奥深い真理が込められている。これこそ自分が探し続けたものだという。以前、他の本を読んだ時、2ページしか読んでいないのに頭痛がしたが、この本は磁石のように私を惹きつけ、直ちに本を購入したという。

黒いジャンパー姿の女性は第一式だけで、背中が熱く気持ちがいい

　1人の女性は背中に負傷したことがあり、傷の痛みを治すためにいろんな治療法を探し続け、気功との接触を試みた。法輪功の紹介する場で五式の動作を習い始めた。第一式の動作を煉功すると、煉功音楽に従い、背伸びしたり緩めたりするにつれ、彼女の背中は熱くなり、気持ちがよくエネルギーを感受したという。第五式の功法を煉功した時、彼女はとても穏やかに感じ、煉功が終わってもそのままずっと座禅し続け、しばらくの間は目を閉じたまま、穏やかさとエネルギーの流れ享受していた。

　「非常に素晴らしいです！　私は煉功していた時、とても強い、とても純正なるエネルギーを感受しました」と、興奮した様子で彼女は話した。そして彼女はネットで1人で煉功できる方法を詳細に尋ね、五式の動作を全部覚えるという。

　小さな蓮の花が福音を届ける

　子供を連れて法輪功の展示ブースの前を通る男性は、「真・善・忍」の3文字が彼の心と共鳴し、大きな声で読んだ。学習者は彼に蓮の花は、「泥より出づるも染まらず」という意味を教え、私たちが真・善・忍の基準に基づいて自分の思想と行為を律すれば、蓮の花のように清く、俗世間から抜け出すことができるということを伝えた。彼はこの話を聞いてとても感動し、子供に蓮の花に含まれる内包についてやさしく説明した。

　1人の母親は大法が人を善に向かわせ、自分の道徳性や品位を高めさせてくれることを知り、彼女はとても素晴らしいと感じ、良いものはもっと多くの人たちと分かち合うべきだという。そこで彼女は自分の子供のことを思い出して、子供達にも真・善・忍を覚えてもらい、蓮の花のように純潔であってほしいという。翌日、彼女は再び展示ブースに来て、「2人の子供達は蓮の花がとても好きで、蓮の花に書かれている、『法輪大法』と『真・善・忍』を見て、手放そうとしなかったという。以前、前世のことを少し覚えているようで、彼の年齢では知りえない話をよく話し、しかも哲理に適っています」と話した。

　「中共の法輪功に対する迫害は、戦争犯罪を超えている」

　多くの人々は学習者との歓談を通して、あるいは真相資料を読んだあと、法輪功が中国で受ける迫害の状況について知り、説明を聞いている時に、頭を横に振ってため息をする人、憤る表情で正義を現わす人達がいた。1人の男性はよく中国に行くという。彼は「生体臓器狩りはすでに人権侵害の範囲から遥かに逸脱しており、人権の問題だけではなく、戦争犯罪と同等か、あるいはそれを超えており、非常に深刻な犯罪で、必ず制止しなければなりません」と話した。

　主催者が大いに支持する

　この度の健康博覧会の主催者は、法輪功の真相に関して理解し、真・善・忍の理念にも賛同している。法輪功が中国で迫害を受けていること、活動は非営利であることを考慮して、道義上の支持と経済的な支援を決め、特別な安価な価格でスペースを貸してくれた。開幕する前、主催者は特別に出展者の人達にも法輪功を紹介した。法輪功のためにあてた場所は目につきやすい場所で、鮮やかな横断幕を掲げることもでき、展示ブースの裏側に煉功場所もあった。法輪功を紹介する時間帯も良い時間帯を取ってくれた。

　出展者の方々は法輪功に対して友好的で支持するという。法輪大法の素晴らしさを知った彼らの多くはとても感動し、興奮のあまり学習者と抱擁した人は、「ここに来てくれて、どうもありがとう」と感謝した。彼らの中には法輪功の学び方について尋ねに来る人、資料を取りに来る人、蓮の花をもらいに来て事務所に飾ると言い、よい人になるよう自分に注意を促し、他の人にも見てもらいたいという。また煉功を見に来て、穏やかなエネルギーを感受したという。展示ブースの周りの出展者は暇なときに、学習者の煉功を覗いていた。学習者の陳さんは「彼らは参観者を私たちに紹介し、このブースに立ち寄るよう勧めてくれました。出展者の中にも連絡先を書き残した人もいて、衆生が待ちわびているのと、期待しているのを感じました」