　【明慧日本2018年2月22日】北京市大興区の法輪功学習者・賈瑞平さんは、1月25日午前、不当な裁判にかけられた。賈さんの弁護士は法律に基づき、賈さんが無罪であると弁護し、直ちに解放するように要求した。

　賈さんは昨年4月13日に不当に連行された後、ずっと大興留置場に拘禁され、ひどく迫害されたため、体が衰弱し、歩くのが困難になった。裁判の当日、賈さんは階段を上がれないため、エレベーターを使って4人の警官に支えられ法廷に入った。

　昨年4月の初め頃、北京市大興区団河派出所の男性警官2人と女性警官1人が、賈さんの経営している理髪店にやって来て、すぐ営業を停止するようにと命じた。4月13日午後6時頃、前回来たことがある警官を含めた数人の警官らが、賈さんの家に侵入して、部屋を荒らした後、現金6千元とパソコン、プリンターなどの多くの家財を押収した。賈さんと夫の崔建華さんは大興区団河派出所まで連行された。

　崔さんは結腸癌の手術を受けて日もあさく、まだ回復しておらず、胃腸もよくないため、温かいお湯を飲みたいと言ったが、団河派出所の警官はお湯をくれずに、冷たい水だけを出した。翌日、崔さんは解放され、家に戻したが、賈さんは大興留置場に拘禁された。

　賈さんの夫の崔さんは結腸癌を患い、昨年2月15日に手術を受けて、2月27日に退院した。退院した時、食道炎、胃のポリープ、慢性非萎縮性胃炎、肝機能異常と診断された。体重が45キロまで落ちた崔さんは全身に痛みがあり、だるくて力がなく大小便も自力でできなくなった。賈さんは、闘病の中で苦しんでいる夫を見て、「一緒に法輪功を学んだらどうか？」と法輪功を勧めた。

　崔さんは『轉法輪』を読んで3日目、知らず知らずのうちに眠れるようになった。自分を苦しめていた20年間の不眠症が、『轉法輪』を読んで3日間で治った！　不思議に思い、興奮した崔さんは続けて五式の功法を学んだ。そして、崔さんはものを食べられるようになり、身体に力が付いてきて、速やかに回復した。今では、薬を飲む必要がなくなった。

　現在、賈さんの9歳の娘は親戚の家に預けられている。崔さんは病気の間に仕事を休んだため、毎月千数元の僅かな収入しかない。各界の正義ある人士に救援の手を差し伸べて頂き、大興公安局の人員に直ちに賈さんを解放するように呼びかけている。