　【明慧日本2018年3月21日】全世界中の中国人がこの3月10日に、中国共産党組織の中国共産党員、共青団、少先隊から中国人3億人の勇士が脱退した。カナダのオンタリオ州の州都であり、同国最大の都市でもあるトロントでは、これを祝いトロント地区一帯の法輪功学習者たちと市民が、この勇気ある行動を声援し、祝って法輪功の大パレードを行った。

3億人が中国共産党組織から脱退し、これを声援する法輪功の大パレード

　「3億人が中国共産組織から脱退し、新たな新紀元を迎える」という表題を掲げたパレードは、勢いがよく、「法輪大法は素晴らしい」という陣営や「迫害の停止を呼びかける」陣営、「中華・3億人の子孫が中国共産から脱退する」という三つの陣営に分かれて大パレードを行った。隊列の先頭には雄壮な天国楽団が立ち、先導した。クラレンスパークをスタートして、トロントの中華街を通り、市の中心部の繁華街を経由して、最後はスタートしたクラレンスパークに戻りパレードは終了した。当日は良い天気に恵まれ、華人の観衆の中にはその場で三退した人達がいて、多くの西洋人の観衆も法輪功の活動を支持した。

法輪功の真相資料を読む市民

市民に法輪功の真相を伝える学習者

　その場で三退した華人も、3億人が共産党組織からの脱退を支持

　中華街で生活して30年になる任さんは、「あなた達のパレードは本当に素晴らしい！　毎年見ているよ、数年前に、私はパレードに参加したことある。これらは皆、功徳無量の行為だ！」

　トロント大学の修士課程で勉強中の譚さんは、脱党支援センターのボランティアの支援者と交流したのち、その場で脱党声明を行った。彼は「幼い頃、中国で共産党と聞くと皆が恐れていました。母方の祖父は大学の教授で島流しにされ、農村で苦しい労働を強いられました。共産党は迫害で多くの人々を殺害しました。海外に来て何もかも自由になりました。今日、少先隊から脱退してすっきりしました！」

少先隊から脱退した譚さん（右）

　王さんもトロント大学の学生である。彼と家族は中国にいた時すでに三退しており、中国共産党の邪悪さはよく知っているという。彼は、ますます多くの中国人が共産党組織から脱退することを支持した。彼は、法輪功が中国で迫害を受けていることを知っており、法輪功学習者はみんな善良な人達だという。

　中国から訪れた梁さんは三退の活動を非常に支持した。彼は「脱党人数の増加に連れ、中国人は中国共産党の独裁政治に別れを告げて、中国社会を根本から変えようとしています。そして、真の民主と豊かな国を望んでいます。脱党はきっと中国社会の道徳の向上の手助けとなるはずです」。さらに梁さんは「中国においてすべての共産党組織から三脱し、そして、法輪功が提唱する『真・善・忍』に従えば、中国にはまだまだ希望があり、正常な社会に向かわせることができます」と付け加えた。

　名前を公にできないある男性は中国ですでに三退したと言い、三退したのは法輪功学習者が話したことを信じていたからで、三退した後は生活と仕事が順調になり、しかも身体が健康になったという。

　西洋人たちも中国人の三退を支持

　パレードを見ていた当地の主流社会の人々も、中国人達が中国共産党組織から三退することを支持した。

　マック・ダンスタンのインフェルノ（Mack Dunstan’s Inferno）の作者、ポール・コリンズさんはパレードを見て、嬉しそうに話した。「私は法輪功を知って9年になりますが、このことは非常に良いことです。中国の迫害を緩和することができ、これからも迫害がなくなるまで続けていくよう希望します」

法輪功を称賛する作家のポール・コリンズさん

　ベリーノン・グレイさんと、カリー・グレイさんは姉妹である。彼女たちはスカーバラ地区に住んでおり、数年前から法輪功を知っていて、法輪功による健康作りや社会にもたらしている良い影響をとても認めている。姉妹は法輪功学習者たちが受けている中国共産党による生体からの臓器強奪について、もっと多く知りたいという。警察の関係者も臓器狩りに参与していると聞いて、2人は憤っているという。ベリーノンさんは、「これは国家ぐるみの行為であり、人体からの臓器移植で金儲けをしている。あなた達はさらに真相を伝え続け、さらに法輪功を宣伝するよう激励します。迫害を早く終結させ、心からあなた達のこの盛大な法輪功のパレードをお祝いします」

ベリーノン・グレイさんとカリー・グレイさん姉妹

　祖先がポーランド人のマリーさんは、パレードを見てとても感慨深げに、「私は三退を絶対に支持します。共産党がどこにいようと、そこにもたらした事は苦難であり、旧ソ連や私の祖国、キューバ、中国も同じです。共産党は私たちの伝統を破壊し、国民を虐殺しています」。マリーさんは脱党は最終的に中国人の手助けとなるという。「脱党するということは、中国人がすでに中国共産党がもたらした危害を見破り、変化を求め、民主と自由を求め、中国の伝統文化の回帰を求めています。私は今日のこの活動に深く動かされました」

　トロント市民のポール・ウェールズさんは、「このパレードは非常に素晴らしい。色彩がとても鮮やかで豊かであり、パレードが伝えるメッセージは大好きです。私は全力で中国人が中国共産党からの脱退を支持します。しかもカナダで脱党する人に出会えたことはとても嬉しく思います」、「聞いた話によると、共産党はトロントにまで浸入し、カナダの中国人学生に対しても恐喝していると聞きます。私は100パーセント共産党に反対です」

　トロント市民のファーリス・アフマドさんは、「脱党することは正しい選択であり、共産党は殺人を行い人を傷つけています。脱党は非常に勇敢な行動だと認めます」

　ジョージさんはパレードを見かけて興奮し、このような大規模なパレードを見るのは初めてで、服装が綺麗なだけでなく、伝えるメッセージも深く考えさせられるという。彼は学習者たちの迫害を制止する活動や中国共産党が学習者の生体から臓器を強奪して、暴利を得ている犯罪行為の制止を求めているこれらの活動を支持するという。彼は「法輪大法は素晴らしい！」の横断幕を指差し、「法輪大法は素晴らしい！」と言って、指を立てて賛同した。

ジョージさん（右）

　テレビ・プロデューサー「中国共産党は人権を尊重すべきだ」

　ノヴァ・ビジョン（Nova Vision）テレビ局のプロデューサーのエフライン・ガルシアさんと俳優のエリック・マルコビッチさんはパレードを見た。2人は「三退」することははとても意義があり、中国人が共産党組織から脱退することを支持するという。2人は迫害の制止を求めるこの活動を支持して署名した。エフライン・ガルシアさんは「世界で最も重要な事は、個人の人間性に対する尊重です。中国においては、人々の信仰の自由を許すべきで、文化と伝統は継承され広めるべきです。これは人間の基本的なことであり、尊重されるべきです」

署名するテレビ・プロデューサーのエフラインガルシアさん

　天国楽団の演奏はトロントの音楽家を震撼させる

　パレードで天国楽団の演奏は人々を惹きつけた。音楽家のフィンリーさんは、初めて天国楽団の演奏を聞いて、非常に震撼したという。

　フィンリーさんは天国楽団の奏でる曲は愛のエネルギーに満ちている！　中国で多く善良な法輪功学習者が迫害を受けていることを知らなかったという。彼は迫害に反対する活動や中国人の脱党を支持し、「この（三退）活動は、人々が善良と愛を選択し、善良は必ず憎しみを超え、最終的には愛が勝ちます」

音楽家のフィンリーさん