文／中国の大法弟子

　【明慧日本2018年11月17日】私は隣村の親戚の蘇さんを2010年の春に、お見舞いに行きました。彼女は末期の子宮癌を患っており、病院で死の宣告を受けて、家では死に装束も用意して最期の日を待っていました。

彼女は以前法輪功を修煉したことがあります。しかし、中国共産党が法輪功への残忍な迫害を開始するようになると、彼女は修煉を諦めてやめてしまいました。

　その頃、同修の鄭さんは3回も同じ夢を見ました。それは、蘇さんが重病を患って症状が酷くなっている夢でした。鄭さんは、これは師父が「昔の同修を救いなさい」とおっしゃっているのだと悟り、急いで蘇さんの家に行きました。

　鄭さんは蘇さんに「あなたを救うため、師父は夢の中で悟らせてくださいました。だからあなたに会いにきました」と話しましたが、彼女は鄭さんのこの話しを信じませんでした。2回目に会いに行くと、隠れて会ってくれませんでした。3回目には、彼女に罵られて追い出されてしまいました。

　それでも諦めず、4回目に会いに行く時に、大法の本『轉法輪』を一緒に読もうと思って行きました。部屋に入って『轉法輪』をオンドルの上に置き、読もうとした途端に、師父の法身が本の中からオンドルに下りてこられて、そこにお立ちになられました。鄭さんは嬉しくなって蘇さんに、「ほら、師父が来られましたよ！　師父があなたを救いに来られましたよ！　今、オンドルに立っておられますよ！」と彼女に話かけました。およそ十数秒間そこに立っておられました。

　しかし、彼女には見えていませんでした。そして彼女に「嘘をつかないで、あなたは早く帰って下さい！」と言われ、鄭さんは仕方なく帰りました。

　次の日、鄭さんは私に会いに来ました。彼女は泣きそうな顔をして興奮しながら「私は本当に師父を見ました！　私は確かに師父を見ましたよ！」と涙を流しながら言いました。そして、鄭さんは蘇さんの家に行ったいきさつを話しました。私と一緒に来るように求められましたが、ちょうど用事があったので行くことができず、私の家に来ていた年寄りの同修2人が鄭さんと一緒に行くことになりました。

　ところが、蘇さんは鄭さんが家に来るのを避けるために出かける途中でしたが、2人にバッタリ出会いました。そこで、年寄りの同修は蘇さんに「あなたのために修煉を勧めますが、なぜ怖がり、避けるのですか？　あなたのお義姉さんは以前、酷い病気でしたが、煉功で健康になり、今は元気でどんな仕事だってできます。あなたはなぜ駄目なのですか」と正しました。

　すると彼女は、私がまだ煉功していることを聞いて「お義姉さんはまだ煉功を続けているの。それなら私も修煉を続けたいわ。お義姉さんを信じているもの」と言って、笑顔になりました。それから3人は私の家にやって来ました。その時ちょうど家にいたので他の同修たちにも来てもらい、一緒に字の読めない彼女を囲み、『轉法輪』の本を読んで聞かせました。

　すると次の日、彼女の身体は大きく変わりました。以前の彼女は、歩くときに足が地面から離れることはなく、前に少しずつ、少しずつ足を運んでいましたが、なんと足を上げて普通の人と同じように歩けるようになりました。そして3日後には、以前の顔色は血の気がなく青白かったのですが、赤みがさしてツヤツヤしてきました。5日を過ぎると身体が健康な状態に戻りました。

　末期癌で死に装束を用意し、死を待つばかりの彼女だったのですが、奇跡的にも健康を回復し元気になりました。それからは、彼女の夫が『轉法輪』の本を読んで聞かせています。彼女は髪も黒くなり、身体も健康になって安定した仕事も見つかりました。

　末期癌の患者がたったの5日間で癌が完治したことは、私の街にまたたく間に広がっていきました。

　彼女は大法の師父により救われたのです。

　もう一例ですが、ドロンノールの親戚に40代で3人の子供がいる男性がいます。彼は重い心臓病を患っていました。奥さんに連れられて北京の病院に行きましたが、心臓の機能が低下しており、生命を保つには移植するしかないと言われました。治療費は高額でとても負担できそうもありませんでした。

　そこで、私自身も多くの病気を患って苦しんでいたが、法輪功を修煉して心臓病など多くの病気がなくなって健康になった話しを聞かせました。彼は法輪功を修煉することに決めました。私は大法の本と煉功の映像DVDと煉功音楽を彼にあげました。彼の奥さんは両手で大切そうに、大法の本『轉法輪』を受け取りました。そしてすぐに、夫婦で相談して法輪功を修煉し始めました。

　なんとここにも奇跡が起こりました。半月後には、この男性の心臓病がよくなり完治しました。運転手だった彼は再び仕事が出来るようになりました。あれから10年経ちましたが、この男性の身体はますます丈夫になり、一家全員が幸せな生活を送っています。