文／河南省の大法小弟子

　【明慧日本2019年1月8日】私は1998年に友人の紹介で法輪功を知り、すぐに法輪功を習い始めました。妙な話ですが、私の母親は中国共産党の毒害を深く受けており、小さい頃から共産党の無神論の影響を受けて、宗教は何も信じず、もちろん法輪功も信じていませんでした。一方私はというと、当時どういうことなのかわからずに、一心に煉功場に行きたがりました。そこで母親も仕方なくなり、私を連れて煉功場に行きました。もし母親が私を連れて行かなければ、連れて行くまで私は泣き止みませんでした。私の記憶に最も深く残っているのは、ある年の冬に小雪が舞っており、父親は出張していませんでした。母親が「今日はいかないわよ」と言うと、私は泣き始め、ガンとして泣き止みませんでした。その時、母親は本当にどうしようもなくなり、仕方なく弟に布団をかぶせて、私を抱いて煉功場へ出かけて行きました。

　その日は静かな寒い寒い夜でしたが、私の心は楽しくルンルンで、こうして私は法輪功の修煉に入っていきました。

　大法は私に第二の生命をくださった

　私は一般庶民の家庭に生まれ、私は女の子で弟と双子です。本来なら私たちはこの家に限りない喜びをもたらすはずでした。しかし1歳の時に腰が軟弱になり、まったく起き上がれず、両親は私と弟を連れて病院に検査に行き、結果は先天性の脳性まひと告知されました。この大変重い結果は、裸一貫からたたき上げてきた若い夫婦にとって、疑いもなく青天の霹靂（せいてんのへきれき・突然に生じて大いに人を驚かせるような衝撃的な出来事）でした。

　それから両親は仕事をやめ、私たちを連れてあちこちの医者に治療を求め始めました。毎日私は病院で注射を打たれ、薬を飲み、点滴を打たれて、医者が私の名前を呼ぶのが聞こえると、私はすぐにワーワーと大声をあげて泣きました。治療を行っても目に見えた効果は全く表れず、両親はすべての貯蓄を使い果たしてしまいました。それでも父親はあきらめず、私がよくなると固く信じ、一縷（る）の望み（ほんの少しの望み）がありさえすれば、財産を使い尽くしても私たちの病気を治そうと奔走しました。そして、私たちの病気が治るのであれば、父親はすべてを費やすつもりでした！

　しかし数年間の治療を経ても病気は治らず、さらに、もともと裕福ではなかった家庭はいっそう苦しくなり、山のような借金ができました。私が全く好転しないのを見て、父親はひどく絶望しました！　私が病院で苦しむのを見ることができなくなり、手術が終わるのを待って、父親は私を家に連れて帰る準備をしました。まだ今もはっきりと覚えているのですが手術を終えて病室に戻され、麻酔薬が切れて目を覚ました時、父親が私のそばでしきりに泣いているのが目に入りました。この時父親が泣いている姿を始めて見た私は、本当に子供ながらも辛くて、こんな情景はもう二度と見たくないと思い、脳裏に焼き付き本当に忘れられませんでした。

　私たちに何の希望も見えなかった時、母親の親友が「法輪功を修煉するのがいいと聞いたんだけど、もしかしたら娘さんもよくなるかもしれないから、一度連れて行ってみたら！」と教えてくれました。しかしその頃の母親は信じておらず、私は連れて行ってくれと泣き叫ぶと、仕方なく母親は私を連れて煉功場へ行きました。煉功場に入っていくと、とても暖かくて心優しい人達と雰囲気だと最初に感じました。みんなが煉功をしている時、立って歩るけない私は傍らに座り座禅を組みました。その時、座禅が本当に心地よく感じて、不思議なことにあの痛みがまったくありませんでした。

　以前の私は弟より症状がひどかったのですが、不思議なことに法輪功をするようになってから、段々と良くなり、起き上がれるだけでなく、立って歩くことが出来るようになりました。私のこの変化を見て、父親は久しぶりの笑顔を浮かべました。

　大法は私の家庭を円融した

　以前、私の家では私の病気のために両親が一日中喧嘩し、一日中泣いており、両親が出かけると他の人の話し声が聞こえてきました。私たちのことを話しているのではないかと思い、すぐに涙があふれ出し、さらに、夜になっても一睡もできなくなり、辛い毎日が続きました。

　しかし、母親が法輪功をするようになると、母親もとても良い方へ変わり始め、家を出て外と接触するようになりました。両親はあまり喧嘩をしなくなり、家庭内は和やかになり、今私の家庭はとても仲が良く調和がとれています。特筆すべきなのは父親の方で、今は「真・善・忍」の基準に従って自分を律し、いつも他人を思いやり、他の人と衝突した時、父親は譲り合うことを覚えました。時には友人が誰かとケンカして頭にきていると父親に訴えると、父親は「真・善・忍」の法理を用いて相手を諭し、怒ったりしないようにと言って聞かせました。時には母親よりも父親の方がしっかり行っていると私の目には映りました。

　法輪功をするようになると、大法で学んで得た教えが父親を変え、一家を変えたことをはっきりと私は知っています！！　本当に慈悲で偉大なる先生に感謝します！！　この貴重な法輪功と大法にめぐり合わせてくださったことに、心から感謝いたします！！