　【明慧日本2019年2月10日】四川省瀘州市納渓区の70代の法輪功学習者・巫徳容さんは2018年12月に秘密裏に懲役3年の実刑判決を言い渡された。納渓区610弁公室の人員は巫さんが毎日廃品回収をしているの利用して、真相シールを貼ったと断言した。そして、裁判所はそれを鵜呑みにして、彼女に不当な判決を言い渡した。

　瀘州市納渓区新楽郷に在住の巫さんは、2017年9月18日の夜9時頃、自宅で夫と一緒にテレビを見ていた時、突然停電して家の中が真っ黒になった。巫さんは電気メーターを調べようとしてドアを開けると、大勢の警察官が一斉にどっと無断で侵入し、巫さんを連行し、そして、家宅捜索を行った。

　警官らは巫さんを不当に納渓区安富橋留置場に拘禁した。その後、警官らは名前を名のらず、巫さんの家のブレーカーを落として電気を切り、彼女にドアを開けさせ、連行したことが分かった。

　納渓区610弁公室の陳文鋼は「お前は毎日朝5時過ぎに外出し、廃品回収を行っている。その際に、世間の人々に真相を伝える真相シールを貼った」と主張した。そして、警官はそれを理由に巫さんを罪に陥れた。裁判所は秘密裏に巫さんに懲役3年の実刑判決を言い渡した。

　中国共産党が法輪功を迫害してきたこの20年の間、巫さんは度々ひどい迫害を受けた。2015年12月16日午後4時頃、巫さんは納渓区新楽郷役所の人から廃品を回収に来なさいとの電話をもらい、巫さんは新楽郷役所に行って廃品を引き取った。その直後、役所の入口で十数人の人員に安富派出所に連行された。午後5時頃、巫さん宅は家宅捜索をされ、巫さん本人は16日の夜8時になってやっと解放され、家に戻って来た。