　【明慧日本2019年3月21日】ニュージーランドの北島北部にあり、二つの大きな港を中心とした主要都市で、ニュージーランド最大の都市オークランドで、2019年3月9、10日の2日間、年に一度開催される農業祭、「クメウ・ショー」が催された。このイベントに法輪功学習者たちも参加し、人々に法輪功の迫害の真相を伝え、法輪功の功法や「真・善・忍」の素晴らしさを伝え、竜踊チームと腰小太鼓チームの舞いを披露し、大いに歓迎された。

　農業祭のこの会場「クメウ・ショー」の広さはというと、34ヘクタール（84エーカー・東京ドームの約7倍）の広大な広さを持ち、当地のオークランドでは最も盛大なイベントの一つである。クメウ農業、園芸の社会団体（KAHS）は1921年に設立し、年にこの一度のイベントを催すことで、現地の園芸栽培と動物の養殖技術の交流を通して、各分野での技術力を高めることを目指している。

　今年は第97回のクメウ・ショーで、国際的な伐採試合やダンス大会、旧式のトラクター展、羊毛を刈り込むスピードを競う試合、大型カボチャの品評会、各種類の動物の評定、弓矢を射る試合、地元の消防隊による現場さながらの実演や、楽団による演奏などもあり、演奏するたびに大盛り上がりを見せた。また、さまざまなブースがあり、これらに加えて豊富で美味しい食を提供するブースも数多くあり、大勢の人々で賑わった。

法輪功のブースで功法を学ぶ人たち

法輪功学習者は手作りの蓮の花や風船、迫害のチラシを配った

　法輪功学習者の腰小太鼓チームと竜踊（じゃおどり）チームのパフォーマンスは、ひとしきりの拍手を得た。また美しい仙女の衣装を身にまとった学習者は、花かごから手作りの蓮の花を取り出して配り、また、「法輪大法は素晴らしい」と印字された風船を配って、「真・善・忍」の素晴らしさを伝え、人々に希望と祝福を贈った。

蓮の花を受け取るニュージーランドのジャシンダ・アーデン首相（左）

　ニュージーランドのジャシンダ・ケイト・ローレル・アーデン首相もこのイベントに参加し、学習者から蓮の花を受け取り、笑みを浮かべた。蓮の花にしおりが付いており、しおりには「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍」と書かれている。それを見た首相はこれがどんな意味なのかを知っていると言い、法輪功の真相も知っていると言った。そして学習者と笑顔で握手を交わした。

竜踊のパフォーマンスを観るグラントさん夫妻

　地元住民のグラントさんは奥さんと一緒にイベントにやって来た。「天気は少し暑いが、竜踊チームのパフォーマンスは非常に素晴らしい、特に竜は色とりどりに輝き美しくて、動きが面白い」と喜んだ。そして、グラントさんはとても中国文化が好きだという。竜踊チームと腰小太鼓チームはすべて法輪功学習者たちで構成されると聞かされ、すぐに「煉功場はどこにありますか？　私の家の近くにもありますか？」と尋ねた。

　マルティナさん（女性）は読書好きな退職した元教師で、学習者の竜踊チームと腰小太鼓チームのパフォーマンスを見た後、「とても素晴らしいです！」と称賛した。中国でたくさんの人が法輪功を修煉していることを聞いたマルティナさんは、「それは中国ではとても難しいでしょう？」と言った。マルティナさんは以前、独裁政権に関する本をたくさん読んだことがあり、「中国共産党は自分が共産主義者だと言っているが、事実上、実行したのは全くの独裁統治です。統治下におかれた人々は本当の自由がありません」と言った。「ニュージーランド人であることに幸運をますます感じます。共産主義と中国共産党から遠く離れていることはとても幸せなことです！」とマルティナさんはしみじみと感じるという。