　【明慧日本2019年5月31日】2019年5月13日は第20回「世界法輪大法デー」であり、法輪大法が伝え出されて27周年になり、師父の67歳の誕生日でもある。5月12日、香港の法輪功学習者は盛大な集会やパレードを行ない、光り輝く神聖なる日を祝し、師父の誕生日を祝い、師恩に感謝し、世界の人々に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」の福音を届けた。

師父の誕生日、法輪大法デーを祝う集会

師父の誕生日を祝うカード

慈悲で偉大なる師父の誕生日を祝う天国楽団の演奏

師父の誕生日を祝う腰鼓隊の演技

早朝煉功

大法が広く伝わり　天地が普く祝うパレード

人々の視線を惹きつける色鮮やかな法船

香港九龍にある繁華街「旺角」を通るパレードの隊列

「真・善・忍」の普遍的な価値が人々に歓迎される

中華の伝統文化への回帰を呼びかける

中国共産党組織からの脱退を呼びかける

人々に真相は目の前にあると告げる

　1週間降り続いた雨も、当日は穏やかな天気になり、日差しに照らされて当地と外地からの法輪功学習者は早朝から長沙湾遊楽場で煉功を行なった。午前9時半、天国楽団の演奏と腰鼓隊の演技で集会が始まり、学習者は合掌して「師父の救い済度の洪恩に感謝」を斉唱して師父の誕生日を祝い慈悲なる済度に感謝した。続いて「法輪正法」、「得度」、「来帰行」、「法輪大法は素晴らしい」などを歌い、拍手の中で午前の活動を終了した。

師父の誕生日と世界法輪大法デーを祝うビデオ

　大法を得て昇華し　師恩に感謝する

　法輪功学習者は自身の修煉の中で大法の殊勝さと師父の慈悲なる済度を実証し、節目に際して次々と師父に感謝を贈った。

　香港の学習者・雪梅さんは1998年に法輪功の修煉を始めたが、当時は病気に苦しみ絶望の中にいた。手術しなければならなかった肝臓と胆のうの病気が、大法と縁を結び修煉したあと治療を受けずに治り、心性も昇華し、よく怒っていた彼女は「真・善・忍」の法理に基づいて行ない、性格が改善したことで大法の素晴らしさを実証し、家族も相次いで修煉を始めた。彼女は師恩に感謝し、師父の誕生日を祝い、最も幸運なのは今生に大法の修煉に出会えたことであり、慈悲で偉大なる師父に感謝して、よく修めて返本帰真を願っているという。

　中国から香港に移民したジャックさんは、1998年に山東省で法輪功を修煉し身体の状態が大きく好転した友人に勧められて修煉を始め大法は素晴らしいと感じた。特に大法に基づいて心を修めて善に向かい、すべての事において内に向けて探し、他人のために考えたので、周りの友人と学生との関係がとても良くなったという。

　医学部を卒業したジャックさんは外科医になった。かつて常人の科学に溺れていたが、修煉してから大法こそが真の科学だと分かり、「以前は天文学と地理学、および知識に関する書籍を多く読みましたが、大法を修煉して分かったのですが、法輪功の法理こそ自然の奥義を真に明らかにしました」と話した。彼は長期にわたり中国共産党の洗脳教育を受け、邪悪な共産党が話したことがすべて正しいと思っていたという。「修煉してから共産党は真実を語っていないことが分かり、話したことは嘘ばかりです」と言い、師父の慈悲なる済度に感謝するとともに、師父の誕生日をお祝いしたいという。

　範さんと娘さんは腰鼓隊のメンバーである。両親と姉は1994年に修煉を始め、彼女は96年に親族訪問で中国に戻った時、法輪功を紹介され、97年から修煉を始めた。以前は心臓病、婦人病、失眠症および悪い性格に苦しんだが、修煉したあとすべての病気が治り、性格も良くなり、仕事と家庭で多くの恩恵を受けた。内に向けて探すことを覚え、会社、友人と家庭でそれを実践し、心性を修めている。彼女は営業マンで、以前は営業実績や金のために騙し合いもしたが、修煉したあと法理に基づいて営業を行ない、自分の物であれば失うことはないと、他人のことを考えるようになったという

　学習者の何さんは中国で法輪功の資料を配布した際、不当に連行され実刑判決を受けた。のちに減刑された彼女は香港に移住し、仕事以外の時間を利用して法輪功の資料を配布している。「私の人生において最も困惑していた時、幸運にも李先生の慈悲なる済度に出会いました。師父は弟子のために多くのものを背負って下さいました。私に恩返しできる方法はなく、ただ三つのことをよく行ない、多く法を学び、内に向けて探して自己を修め、大法に同化して、師の正法を手伝い、すべての縁のある衆生を救い済度して、師について家に帰ることで師への恩返しとさせていただきます」と語った。

　香港政界「法輪大法デー」を祝賀

　「世界法輪大法デー」に際して、香港政界からは李洪志先生ならびに法輪功学習者に祝賀と感謝の録音メッセージが贈られ、集会で紹介された。

　香港民主党主席、立法会議員の胡志偉氏は、「私は、長年にわたり『真・善・忍』の目標と普遍的な価値を追い求め続けてきた法輪功学習者の堅持と犠牲の精神に、その長年の努力に感謝します」と述べ、みんなが手を取り合って、国民に言論の自由、集会の自由を享受することができ、人身の安全が保障され、恐怖のない中国になってほしいという。

　香港立法会議員・林卓廷氏はメッセージの中で、すべての法輪功学習者が宗教の自由、言論の自由と人権を享受し、自由と法治の保障を願っているという。彼は李洪志先生に対して「私は謹んで法輪功創始者の李洪志先生の誕生日にお祝い申し上げます」と述べた。

　香港市民支援愛國民主運動連合副主席・蔡耀昌氏は「世界法輪大法デー」に祝賀を贈り、もっと多くの人々に法輪功を学んでほしいという。「みんなに法輪功、法輪大法の情報を伝播してほしい」と述べ、法輪功学習者が長年来弾圧に直面し、ずっと「真・善・忍」の精神を堅持していることを称賛した。「私は、『真・善・忍』を継続して広く伝える法輪功の友人がこの方面において継続して努力されることを希望します。真理と公義が中国大地で顕現されることを希望します」と述べ、李洪志先生に「お誕生日おめでとうございます」と祝賀した。

　中国からの観光客「真・善・忍」の理念を認める

　午後2時、パレードは天国楽団に先導され長沙湾遊楽場をスタートした。道中繁華街の旺角と弥敦道、尖沙咀高級デパートが並ぶ広東道を通り、終点の尖沙咀フェリー乗り場で終了した。パレードの隊列は各種の横断幕に加えて腰鼓隊、仙女隊、功法の実演があり、法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしいという福音を観衆に届けた。

　中国の広東省深圳から来た王さんは初めて法輪功学習者のパレードを見て、感触がよく震撼を受けたと言い、「偶然に見ることが出来てとても幸運に思う！」と話した。この体験を友人らに伝えたいといい、「彼らにも見識を広めてもらいたい」と話した。法輪功学習者が「真・善・忍」に基づいて善い人になることを支持しており、「みんながこうすべきだ、一人一人が善い人になるべきだ！」と話した。

　同じく深圳から訪れた羅さんは携帯電話でパレードの場面を撮影した。彼女は香港に何回も来ているが、法輪功のパレードを見るのは初めてで、興奮した様子で、「ここは民主的だ、中国国内ではこのようなパレードは許されない」と話した。彼女は撮影した画像を持ち帰り友人と分かち合いたいという。

　ベビーカーを押している母親は数人の友人とパレードを見ていた。彼女の夫は香港で仕事をしているという。彼女はパレードをはじめて見るといい、「陣営は浩大で気勢がよく、震撼を受けました」と話した。

　上海から訪れた夫婦はパレードを見て、香港には自由があると感嘆し、「私は初めて見るが、とても素晴らしい、続けてほしい」と話した。

　中国からの観光客　潔く三退する

　三退を勧めるボランティアは、沿道で中国からの観光客を手伝って三退を勧めていた。壮観なパレードの隊列を前にして、譚さんは中国からの観光客に法輪功は世界に広く伝わり、中国だけが法輪功を迫害し、法輪功学習者を殴り殺しても無罪になるなどの真相を伝えた。彼らはパレードの横断幕を読んでいたので、すべてを知っているといい、簡単に三退に応じた。彼女は若い2人を三退させたあと、後ろを振り返ると、もう1人の人もすぐ共産党組織から脱退したいといい、「話せば脱退し、話せば脱退し、みんなが分かっている」と話した。

　譚さんは広東道で中国から訪れた人に出会い、真相を聞いたあと、その人は、自分は公安局の人間だといい、彼女は「公安にも多くの良い人がおり、共産党が行なった悪事を代わりに背負ってはならず、共産党は解体されます」と話すと、その人は共産党組織の党員からの脱退に同意した。

　パレードは午後5時終点の尖沙咀フェリー乗り場で一日の活動を終了した。