　【明慧日本2019年12月28日】台湾の国父記念公園で、2019年11月下旬の時期はすでに冬に入っていたが、暖かい日差しを受けて晴れ渡る青空の下で、各国の観光客が集まってくる中、法輪功学習者はいつものように法輪功の迫害の真相を伝え、法輪功の功法の実演を行なった。

法輪功を紹介したパネルが観光客の目を引く

　法輪功が見つかれば、もう迷子にならない！

　おおらかで笑顔が素敵なガイドさんは、法輪功の掲示板の前に立ち、ツアーの観光客にこう言った。「40分後に、ここに集まってください。覚えておいてくださいね、法輪功のこの場所ですよ！　法輪功が見つかれば、もう迷子にはなりません」。ガイドさんのこの話で中国観光客の緊張した雰囲気が和らぎ、法輪功学習者に微笑むようになった。

　台湾の人々は、法輪功を見れば盛大な拍手で称賛

　立派なスーツを着た年配者が法輪功の展示ブース前を通りかかったとき、頷き拍手をした。そして「法輪功を見れば、盛大な拍手で称賛し、励まして応援するよ」と言った。

　また別な中年男性は通り過ぎる際に、親指を立ててこう言った。「法輪功はすごい、あなたたちと一緒に行動するよ。中国共産党の暴政に対抗し続け、こんなに長い年月が経ってもやり続けるとは、本当にすばらしい！　香港の状況を毎日見ているが、中国共産党の恥知らずな奴らが、世界の注目を浴びているにも関わらず、銃を使用するなんて悪すぎる。これは邪悪の極みだ！　フェイスブックでずっと罵っている。暴政に負けてはならん！」

　中国共産党が信仰を許さないことがいけないのだ！

　青海から来た年配者がたばこを吸おうと、法輪功の迫害の真相を伝える展示ブースに近寄って来た。学習者が法輪功の資料を渡すと、彼は緊張して受け取らなかった。しかし、遠くからパネルを見ながら、「台湾だけに法輪功があるわけではない、私のふるさとにもあり、しかも、かなりの人数だ。ただ公の場で煉功できない」と言った。学習者が「中国の憲法に『信仰の権利を守る』と書かれているのに、どうして中国共産党は許さないんでしょうか」と言うと、年配者は目をつぶって、しばらく考えてから大声で、「そうだ、中国共産党が信仰を許さないことがいけないのだ！　これは正しくない！」と叫んだ。

　一つの法門に専念し、最後まで修めるべし

　ある穏やかな中年男性が、車を法輪功の展示ブースの横に止め、自ら学習者に「お疲れ様です、頑張ってください！　私は世界各地で法輪功学習者に会ったことがあり、本当に親切でまるで親戚のようです。だから挨拶がしたかったのです」と言った。尋ねると、なんとこの男性は数年前に友達の勧めで法輪功を学んだことがあり、仕事が忙しかったために途中で止めてしまったという。しかし本棚にある『轉法輪』の本を思い出し、修煉しようとする考えがたびたび浮かんでくるという。学習者は彼に「正しい法は見つけるのが難しく、修煉の機縁はなかなかめぐってきません」と言った。この男性は何か暫く考えている様子だったが、「そうだ、皆が家に帰って、一つの法門に専念し、最後まで修めるべきだ」とつぶやいた。そして「家に帰ってから、再度『轉法輪』を読み直す」と言った。

　中国の若者が初めて真相を聞く

　中国の広西省から来た3人の若者が、天安門焼身自殺の真実が書かれたパネルの前に立ち止まり、じっくり読んでいた。それを見た学習者は彼らに詳しく説明した。3人の中の1人が「真実はこう言うことだったのか、我々も初めて知り、重く感じています。外に出て見てみないと、本当にわからないものだ」と言った。

　学習者が説明をしていたときに、他にも台湾に留学している中国の留学生4人も立ち止って、熱心に聞いた。その中の1人が「私が台湾に来たのは、伝統文化を勉強したいからです。まさか、こんな真相を聞けるとは、思いがけないことで、得した気分です」と言った。これらの若者はその後も熱心にパネルを読み、写真も撮ってから帰って行った。

　外国の音楽家が署名し、迫害に反対する

　ある外国人は道を尋ねるために、法輪功の真相展示ブースを訪れた。学習者が彼に法輪功のことを伝えると、彼は初めて聞いてきた。「以前に法輪功が迫害されていることを、一度も聞いたことがなかった」という。彼はポーランドから来たという。中国共産党が、人々の精神面を含むすべてをコントロールしているのを知っていたからこそ、自由の大切さをわかっているという。彼は音楽家で心の自由を大切にしていると言って、自ら資料をもらい、生きたまま臓器を狩り、それを売買することに反対する署名用紙にもサインした。

　中国の警官が台湾の親戚に法輪功のことを話す

　あるベテランガイドが、自ら迫害の真相が書かれた展示ブースを尋ねて来た。彼のいとこが中国で警官をしており、彼に中国では法輪功を学ぶ人数が非常に多く、1億人を超える人が法輪功を煉っているという。しかし、中国共産党は信仰を禁止し、国有メディアで法輪功を誹謗中傷し、中国人を震え上がらせているという。

　学習者は「あなたの親戚、しかも警官という職業の人から情報をもらっているのなら、なおさら私たちが述べていることが、真実であると分かるでしょう」というと、ガイドは「そうです、法輪功が伝えていることは真実です」と言った。