　【明慧日本2020年6月30日】地球の南部にあるニュージーランドでは、5月の末にもなるとすでに冬季に入っている。2020年、ニュージーランド政府が2級禁令制限（新型コロナウイルスの感染拡大を受け入国を禁止）を緩めた後、クライストチャーチの市民は法輪功学習者たちが戦争記念橋のそばで煉功し、法輪功を紹介する活動を見かけた。煉功音楽は緩やかで、軽快に、慈悲なるエネルギーに溢れており、多くの市民が惹きつけられて観賞していた。中には、煉功に参加し、法輪功の素晴らしさを体験した市民もいた。

煉功をする法輪功学習者

　5月30日、秋の終わりは冬の始まりでもあるが、午前中はそよ風が頬を撫でているように暖かった。外出禁止令から2カ月、市民は街に出て気を紛らしていた。

　市民たちは戦争記念橋まで来ると、樹に「法輪大法は素晴らしい」という旗や、展示板、展示台にある法輪功の資料を久しぶりに見た。学習者たちは緩やかな煉功音楽に従って煉功し、煉功場から溢れた純粋なエネルギーは通行人を引きつけた。

ニコさん兄弟が第二式の法輪樁法を習う

　通行人のニコさん兄弟2人は、学習者に誘われてその場で習い始めた。それと同時に、ゆっくり走っていた観光バスの中では、乗客が学習者を真似て両手を挙げ、頭上で法輪を抱える動作をしていたり、学習者たちに親指を立てた人もいた。

　 地元市民が喜んで法輪功を学ぶ

ビンスさん（左）が、神通加持法（坐禅）を学ぶ

　ビンスさんさは30代の若者であり、法輪功を修煉してから2週間経った。法を得た経歴を話すときのビンスさんは嬉しくてたまらなかった。半年前、この煉功場から法輪大法に関するチラシをもらっていたが、さっとチラシを見ただけで、深く考えることはなかった。しかし、今年の3月から、ウイルスの影響で、ニュージーランドは禁足令を公布した。ウイルスに感染し、死亡した人がだんだん多くなっているということを目にしたビンスさんは、気落ちしてしまい、これから生活や仕事はどうなるのだろうかと迷っていた。ある日、ビンスさんは法輪功を思い出した。その和やかで、落ち着いている煉功場にずっと憧れていたのだ。２週間前、彼がビクトリア湖を通りかかった時、法輪功学習者たちの煉功する姿を見て、ワクワクしながら急いで行って学ぼうとした。その場で学習者は、ビンスさんに法輪功の創始者・李洪志先生の著作『法輪功』と『轉法輪』を貸した。

　『法輪功』と『轉法輪』を読む時、ビンスさんは強いエネルギーを感じ、修煉してから頭がはっきりとし、性格も明るくなったと言った。ビンスさんは、以前よくない友達ができて家族を心配させていた。これからは必ず、「真・善・忍」に従って自己に要求し、他人を扱わなければならないと分かった。今ではビンスさんの家族は、ビンスさんが法輪功の修煉に入ることを知ると、とても喜んだ。

　法輪功は身体を変えられるので最高だ

　地元住民が活動場所を通りかかった時、車から降りて学習者に法輪功の理論と功法を尋ねた。住民は学習者に、ずっと坐禅に興味があって、かつてある気功師に長く付いていたが、彼の師が突然死んでしまい困惑していると話した。

　学習者はこの住民に法輪大法が性命双修の功法だと紹介し、動作を煉ると同時に、自分自身の道徳レベルを高めなくてはならない。真に大法の中でしっかり修煉していけば、身体がだんだん良くなると伝えた。そして、詳しい情報はインターネットを見てもらうように教えた。

　住民は資料を喜んで受け取り、「法輪功は身体を変えられるので最高だ」と言い、感謝の気持ちを表した後、この場を離れた。

　あなた達のために、何ができますか

　ある女性が法輪功学習者にCCPの意味を尋ねた。学習者は「Chinses Communist Party」は中国共産党（以下、中共）という意味だと答えた。中共が非常に邪悪で、法輪功、新疆の人たちを迫害し、さらに法輪功学習者に「生体臓器狩り」なども行っていると言った。女性は、以前迫害停止の呼びかけに署名したことがあると言った。

　法輪功学習者は、「中共が意図的に中共ウイルスの状況を隠蔽し、中共ウイルスが世界で拡散するようになり、百万以上の人が感染しました。中共を拒絶して初めて中共ウイルスを遠ざけることができます」と言うと、その女性は頷きながら聞いた。

　この女性は、「あなた達のために、何ができますか？　私の友達は『生体臓器狩り』が本当にあったことが信じられません。私は残念だと思います。法輪功のために何が出来るのか分からないのです」と言った。

　学習者は、その女性が善良で手伝ってくれることに感謝の気持ちを示した。そして学習者は、より多く人に真相を理解してもらうために、中共離れをするために、その女性に、「生体臓器狩り」、ウイルスに関する真相資料を渡し、それを友達に渡してもらって、さらにソーシャルメディアで広げて欲しいと伝えた。その女性は「言われる通りにシェアします。学習者の皆さんも気をつけて下さい」と言った。