文／中国の大法弟子

　【明慧日本2020年8月19日】私は1996年に大法を学び始めた農村の大法弟子（50代）です。修煉して間もなくすると、今まで患っていた頭部神経痛、片麻痺などの病気が全部治りました。師父の慈悲なるご加護がなければ、私は今日まで歩んで来ることができませんでした。ここで、師父が死の淵から生還させてくださった自らの体験を皆さんにお話します。

　修煉を始める前から、私の左胸にしこりがありました。しこりからよく膿が出てきましたが、痛くも痒くもないため、私は病院には行きませんでした。お金を惜しんでいたからです。

　修煉後のある年、家を建て替えました。家に入る路地が狭いため、車が中に入れないので、仕方なく砂やセメントなどの建築材料をいったん前の道路に下ろして、それから台車に乗せて家に運ばなければなりませんでした。工事が始まる10日程前から、私の左胸が丸茄子のようにパンパンに腫れ、乳首も見えないほど腫れて紫色になりました。そして、左手と脇の下も痛くて、砂などを台車に乗せる時、手が痛くて上がりませんでした。

　私は「これは、師父が私の体を浄化してくださっているのだ」と思いました。「村人は皆、私が法輪大法を煉っていることを知っているので、もし私のことを理解してくれなければ、これからどうやって大法を実証し、どうやって真相を伝え、人を救えるのだろうか？　私は大法に泥を塗ってはいけない」と思い、そこで、私は自分の体の事を家族には黙っていました。家族は皆私の修煉を応援してくれているとは言え、このことが分かると、きっと私の事を心配するだろうし、きっと私を病院に連れて行くだろうと思いました。

　師父の法「忍び難きは忍びうる。行ない難きも行ないうる」 [1]を暗唱しました。私は歯を食いしばって、砂とセメントを台車に乗せ、そして、台車を押して一回もう一回と家まで運びました。

　夜になると、時間を切り詰めて法を学び、発正念をし、外部からの妨害を一掃しました。「私には師がおられ、法もあって、何も恐れることはない」と思いました。

　やはり翌日、義理の姉は私の様子がおかしいことに気が付きました。私の体の事を知ると、姉はとても心配そうに「これは乳がんの症状です。痛くも痒くもなければかえってよくありません。村の〇〇さんはこの病気で亡くなったじゃありませんか」と言いました。そして、姉は「病院に行きましょう。さもなければ手遅れです」と言いました。「私は○○さんと違います。師父に見守られています。これは師父が私の体を浄化してくださっています」と言いました。

　こうして、家族は皆私の事を知りました。夫も息子も「早く病院に行こう」と言いましたが、私は断固として拒否しました。息子は私の弟を呼んで来て、他の親戚も私を取り囲んで説得しました。「これはお金の問題ではありません。私は師父に管理されているから、大丈夫です。心配しないてください」と皆に言いました。

　家族はやはり心配して、どうしても私を病院に連れて行こうとしました。

　「今日、一日働いて疲れました。もう寝かせてください」と言って、私はベッドに入って、ぐっすり眠りました。

　夫はとても心配して、ベッドの傍で一晩中見守ってくれました。翌朝、夫は私の足を触ってみて、まだ体温があるかどうかを試しました。私は笑いながら「もういいよ。私はまだ生きているよ」と言いました。

　村の同修が私の事を知ってすぐに来てくれ、私と交流し、私を助けて励ましてくれました。一方、私は師父と大法を固く信じ、すべてを師父にお任せし、大法弟子がやるべき三つのことをひたすら行ないました。

　数日後、乳首のよこの肌が裂けて卵大の穴が開き、中から膿が出て来て、数日間続きました。私は傷口をきれいに拭きました。こうして、腫れが次第に引いていき、傷も治りました。

　しばらくしてから、また同じことが起き、乳首のよこの肌が再び裂け、膿が出て、また治りました。こうして、同じことが何度も繰り返されました。私は終始師父と法を信じ、強い信念を揺るがすことはありませんでした。

　6カ月後、乳房の腫れがついに全部消え、新しい肌も再生しました。それから、乳房のしこりは二度と再発せず、全快しました。

　6カ月間で、私は病気の関門を乗り越え、身体は完全に回復しました。

　親戚や友人は皆不思議に思いました。常人から見れば、病院にも行かず、医者にも診てもらわず、薬を飲まないで、大法修煉だけで、どうして乳がんが治るのかと理解できませんでした。

　ここで、師父の慈悲なる救い済度に感謝いたします。私は必ずこの千載一遇（せんざいいちぐう：二度と来ないかも知れないほど恵まれた状態）の機縁を大切にし、法をしっかりと学び、自らを修め、着実に三つの事を行うようにいたします。

　注：
　[1] 李洪志師父の著作：『轉法輪法解』