　【明慧日本2020年8月25日】スウェーデンの法輪功学習者（以下、学習者）は8月11日、ストックホルム市の国会議事堂（Riksdag）の隣のコイン広場（Mynttorget）で法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。中国共産党（以下、中共）の虚言を暴露し、スウェーデン政府に対して中共の邪悪な本質を認識し、国際社会と協力して中共による法輪功および全世界の人々への迫害を制止するよう呼びかけた。

　当日、コイン広場を往来する大勢の人々が学習者の活動現場の前を通り、学習者から渡された迫害に関するチラシを受け取り、ほとんどの人が立ち止まって見ていた。学習者の周りには多くの人が集まり、詳細を聞いたりしていた。真相を知った人たちは非常にショックを受けた。人々は、過去21年間にわたって学習者が平和的、理性的に努力し続けていることを称賛した。中には「私たちは何をしてあげればよいですか」と聞く人もいた。学習者たちは迫害制止を求めるための請願書を渡し、人々は喜んで署名し、自分の署名が正義に力を与え、中共の悪事を制止したいと願った。

コイン広場で、法輪功の功法を実演する学習者

法輪功迫害の実態について学習者の説明を聞き、資料を読む人々

実情を知って、迫害制止を支持し署名する人々

法輪功迫害について説明するパネルを注意深く読む人々

　ヨーテボリから来たアッペルベルさんは、迫害の実態を説明するパネルの前に立ち、「私は古代文明を持つ中国が好きですが、中国政府は好きではない。中共は、政権を取って以来多くの悪いことをしてきました」と、中国語で学習者と長い間話した。アッペルベルクさんはヨーテボリに住むスウェーデン人であり、法輪功に対しての迫害制止を支持するため署名した後、流暢な中国語で、4年間中国語を勉強していたと話した。

　アッペルベルさんは1年間上海に住んだ経験があり、香港にも行ったことがある。香港が現在の状況になったことは悲しいことで、法輪功迫害について少し知っていると言った。アッペルベルさんはフランスでの旅行中に学習者に出会い、『共産党についての九つの論評』という本を手に入れた。ヨーテボリでも法輪功に出会ったことがあるが、中国では見かけなかった。しかし、学習者が言ったことはすべて事実であると信じていた。アッペルベルさんは学習者の勇気に敬服しているという。今後、正義の声をあげるため文章を書きたいと述べた。そして、法輪功迫害に関するすべての資料を受け取った。

　ストックホルム在住のモニカさんは、ポーランド出身の中年女性。スウェーデンに長く住んでいて、かつて共産主義の権威主義国家に住んでいたモニカさんは、迫害について初めて聞いてショックを受けた。中共による20年以上にわたる残酷な法輪功への迫害、さらには学習者から生きたまま臓器を摘出するという犯罪を聞き、モニカさんは、「共産党の残酷さを非常によく知っており、憎しみ、彼らから離れています。あなたたちは21年間続けてこのような平和的で理性的に迫害に抗議していることに、心から敬服しており、本当に素晴らしいです。私はいつまでも応援します」と述べた。署名した後、モニカさんは情報を教えてくれた学習者に繰り返し感謝した。さらにオンラインで法輪功について情報をもっと読みたいと述べた。

　ヨンショーピング市出身のスウェーデン人男性は、「私は東南アジアによく旅行し、多くの中国人に会いました。中国人はとても勤勉で親切だと思いますが、中共の統治下にある中国人は言論、信仰などの自由を持たないだけでなく、さらに彼らのプライバシーや、人間としての基本的な尊厳が奪われています。それは本当に悲しいことです」と話した。

　中共による香港人に対する弾圧と、中共の隠蔽と欺瞞によって中共ウイルス（武漢肺炎）が全世界に蔓延したことについて話すと、男性は非常に怒っていた。「中国政府（中共）は世界の癌であり、排除しなければなりません」と述べた。

　ドイツのベルリンから来た3人の青年は、ドイツ語を話す学習者を囲んで法輪功迫害についての実態を聞いた。学習者は、中共がでっちあげた天安門広場の焼身自殺事件、中共が莫大な利益のため、生きたまま学習者の臓器を摘出していること、そして中国国内の人々が真実の情報を入手できないよう、中共がインターネット封鎖を実施していることについて話した。

　青年達はこれらの話を聞いて非常にショックを受け、「これ（生きている法輪功学習者からの臓器狩り）は本当に恐ろしい、止めなければなりません！　私たちに何かできる事はありますか？」と尋ねた。その後、3人は厳粛な面持ちで署名した。同時に、より多くの人々に迫害の真相を知ってほしいと話し、そして中共による残酷な権威主義を崩壊させるために皆が協力することへの期待も示した。