　【明慧日本2020年9月10日】フィンランドの法輪功学習者（以下、学習者）は8月29日、第三の都市であるタンペレ市のカウッパトリ中心広場で情報デーのイベントを開催した。学習者たちは市民に法輪功を紹介するとともに、中国共産党（以下、中共）による21年にわたる残忍な迫害と「臓器狩り」のおぞましい事実を暴露した。

タンペレ市の中心で法輪功を実演する学習者

市民に法輪功迫害の実態を伝える学習者

　ウーナさんは夫と子どもと散歩する時、法輪功のブース前を通りかかった。ウーナさんは法輪功のチラシをもらった後、「弟のトニーがあなた方のことを話したことがあります。トニーは博学で、私に中国に関するいろいろな実情を教えてくれました。ここで活動を行ってくれて本当に感謝します。強いエネルギーを感じました」と言った。

　アルマさんは友達や家族と一緒に法輪功のブース前を通りかかった時、法輪功が中国で残忍な迫害を受けていると聞いて、全員が署名した。アルマさんは中国の道家思想が大好きで、いつも座禅しているという。彼女は合掌しながら、学習者に感謝の気持ちを表した。「あなた達の活動のすべてに感謝します。すばらしいです」

署名をして、法輪功迫害への制止を呼びかける活動を支持する市民ら

　クリスタさんはエンジニアである。彼女は法輪功のブースの前で署名する時に、学習者が「どんな事なのか、ご存知ですか」と聞くと、クリスタさんは「法輪功に関して詳しくないですが、中国の人権に関する状況が酷いことは知っています」と答えた。学習者はクリスタさんに法輪功を紹介し、中国で残忍な迫害を受けていることを伝えると、クリスタさんは「私はあなた達のために、何かできるでしょうか」と学習者に聞いた。学習者は「より多くの人達に、この迫害の事実を各自のルートで伝えてほしいです。中共は人々が迫害の事実を知ることを怖がっているからです」と伝えた。

　ミアさんは学習者と長く話し合った。彼女は「法輪功は非常に素晴らしいです。巨大なエネルギーを感じます」と言った。法輪功が中共により残忍な迫害を受けていることに関しては「迫害を受けていること自体が怖いです。加害者はしかるべき懲罰を受けると固く信じています。迫害が終わるその日がきっときます」と話した。帰る前に、ミアさんは多くの資料を取り、友達にも伝えるつもりだと言った。

学習者から蓮の花をもらって喜ぶ女性

　ヘリンさんは学生で、2人のクラスメイトと一緒にやって来た。彼女は「オーストラリアにいる時、法輪功に出会ったことがありまります」と言った。2人のクラスメイトも署名すると言った。

　ソニアさんはかつて法輪功について聞いたことがあり、学習者に法輪功をもう一度、紹介してほしかったという。今でも法輪功のために声を上げるメディアがないと聞くと、ソニアさんは「メディアはそれほど重要でもない娯楽ニュースばかりを報道していますが、こんなに大事な人権問題を報道しないのはダメでしょう。他の人にも伝えます」と憤慨して言った。