文／中国からの観光客

　【明慧日本2020年10月9日】今年の初め、私は旅行でアメリカに行きましたが、新型ウイルス感染症が蔓延していたため、アメリカで足止めされました。この異国の地で、私は幸運にも李洪志先生の説法の録音を聴き、また、ある大法弟子の『師恩を讃える』という感動的な話も聴きました。その中には多くの人の奇跡の目撃証言があり、それは私の何十年来の無神論を覆し、そして、宇宙には本当に神佛がいるのだと私は信じざるを得なくなりした。

　私は李先生がなぜありとあらゆるご苦労をされ、名利を得ることなく、法輪大法を伝えようとされるのか不思議に思ったことがあります。それはすべての衆生を救い済度するためです！　すべての生命にこの宇宙の特性である「真・善・忍」を認識させたいからです。

　現在、人類の道徳水準は際限もなく滑落しています。人々は名声や富、私利私欲のために、数千年来の伝統文化と人類文明、美徳も失ってしまいました。

　法輪大法は、私たちが善良でより良い人間になるにはどのように対処するかを教え、「真・善・忍」という宇宙の法理と基準に基づいて、人々の心性を高め、道徳理念を向上させます。

　アメリカに来た当初、私は咳をしていました。毎晩咳が出て、痰を吐き、かなり苦痛でした。抗生物質や風邪薬、咳止めシロップなどを何種類も飲みましたが、全然効果はありませんでした。ちょうどその時、ある大法弟子が「心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてください」と教えてくれました。私は教えられた通りに、毎日いつでもどこでも、ベッドに横になっても念じていました。何日経ったかは、はっきり覚えていませんが、ある日突然、咳も痰も出なくなったことに気が付きました。特にベッドに横になっている時はとても気持ちがいいのです。大法弟子は「長い間あなたを悩ませていた咳を李先生が取り除いてくださったのですよ」と教えてくれました。私はもちろんその大法弟子の話を信じています！

　大法を学び始めた頃、最も親しい人が急に亡くなったという知らせを受けました。瞬時に天が崩れ、地が裂けるように感じました、あんなにいい人がどうして急にいなくなってしまったのでしょうか！？　心が引き裂かれるように悲しくて、数日間はその悲しみから抜け出すことができませんでした。その時、大法弟子の1人が今、情の関を乗り超えているのだと教えてくれ、また、李先生の法を読んでくれました。「親族の情に執着するならば、必ずそのために疲れ、まとわり付かれ、魔がさし、情の糸をつかんで一生をかき乱されるのですが、年を取って、悔いてももう遅いのです」[1］

　ある日、突然「縁」という文字が頭に浮かんできました。私と彼とのこの世での縁はすでに終わり、しかも、この大法弟子はすでに三退の手続きを済ませており、彼は今素晴らしいところに行っているはずです。ここまで考えてきて、心がまたかき乱され始めました。そこで、私は直ちに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えていると、その痛みはすぐに消えてなくなりました。

　私は法輪大法と李先生に感謝いたします。私が体験したことを家族や友人にも伝え、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じ、そしてより多くの人々に法輪功の真相を伝え、そして健康で幸せな生活を得るよう、大法の素晴らしさを広めていきたいと思っています。

　注：
　[1] 李洪志師父の著作：『精進要旨』「修める者の忌」