　【明慧日本2020年11月24日】2020年アメリカ大統領選の進展につれ、トランプ氏とバイデンの支持者が世界の注目の的になっており、多くのネットユーザーは、異なる候補者の支持者による集会やデモを動画に作成し、ネット上に公開している。トランプ氏とバイデンの支持者を見ていると、数字の格差が大きいだけでなく、トランプ氏が当選するか、バイデンが当選するかで、アメリカ社会の方向性が大きく変わるのである。

　「平和、理性、自律」対「極端、暴力、傲慢」

　トランプ氏を支持するアメリカ人の多くは、平和的で、理性と自立性があり、彼らからは伝統的なアメリカ人の善良、忍耐、勇敢、神を信じている事、光明なる人間性が見て取れる一方、バイデンの支持者の多くは極端、暴力、混乱、傲慢、激烈、怒火的で自由奔放である……。

　ネットユーザーのジャック・ポソビエックさんが、ツイッターにアップした動画では、トランプ氏を支持する若い男女が、暴徒化したバイデンを支持する者らに囲まれ、罵倒され、水をかけられたが、若い2人は理性的に対処し、相手にしなかった。

　対照的に、バイデンのデモ支持者は、共産主義者、同性愛者、トランスジェンダー、「ブラック・ライヴズ・マター」などの集団である。バイデンの支持者の多くは奔放で、トランスジェンダーの男性はバイデンの当選の知らせを受けて、「やっと解脱することができた」と叫んだ。デモ隊の中に裸体の女性がいて、皆はその女性の写真を撮っていた……。

　もし、バイデンが当選すれば、「トランスジェンダーのトイレ命令」が出され、マリファナを合法化し、合法的な麻薬ステーションを設置して無料の注射器を提供することになる。カリフォルニア州で導入された多くの反伝統的で反道徳的な法案や規制が、伝統的な価値観を大切にする全米のアメリカ人にとって悪夢となることが想像できる。

　「Covid-19（中共ウイルス）に感染しても　バイデンを受け入れない」

　ワシントンDCで行なわれたトランプ氏を支持するデモ参加者の中に、印刷された「Covid-19（中共ウイルス）に感染しても　バイデンを受け入れない」というシャツを着ていた人がいた。

「Covid-19（中共ウイルス）に感染しても　バイデンを受け入れない」と印刷

　自分を犠牲にしてもバイデンの大統領当選を受け入れない、この言葉からアメリカ人が共産悪魔に抵抗し、トランプ氏を固く支持する自己犠牲の精神が見て取れる。確かに先週の土曜日（11月14日）アメリカ50の州で数十万人がトランプ氏を支持し、大統領選の不正行為に抗議する集会やデモが行なわれた。集会で多くのアメリカ人は、「私は命をかけてアメリカを守り、トランプ大統領のために命を捧げます」と発言した。

　これは中国の道徳の中の「正義のために命を捨てる」と同じであり、東洋と西洋の伝統的な価値観は同じである。今日、この理念は、香港で大規模な反共デモや、米国の大規模なトランプ氏を支持するデモに見られる。

　感染症が収まっていない状況下で、アメリカ国民はトランプ氏の演説集会に出席した。そして選挙が盗まれたことに抗議するためのデモに参加した。これはトランプ氏の4年間の実績を評価するためだけでなく、これからのアメリカ社会が社会主義にならないように願い、彼らがアメリカの自由を失った世代になりたくない現れである。