文／上海市の大法弟子

　【明慧日本2021年4月1日】2020年の年末、額にたくさんの小さなブツブツができましたが、私はあまり気にしていませんでした。しかし、数日後にはそれらのブツブツのできものが小さな水ぶくれになって、右目の瞼から鼻筋を境にびっしりとまつ毛のところまで、そして額の半分と頭のてっぺんまで広がっていきました。頭のてっぺんの方は数が少なかったのですが、小さな水ぶくれはゴマ粒くらいで、大きいのは小豆大くらいありました。

　それを見た同修は「どうしたの？」と聞きました。私は「多分、ヘルペスでしょう。師父が私の体を浄化してくださっているから、大丈夫です」と答えました。

　実は三十数年前、私の額の中央（天目のところ）にヘルペスができたことがありましたが、痛くて痒くて、なかなか治らず薬も効きませんでした。長い時間かかって、やっとかさぶたができましたが、かさぶたが落ちるまでには時間がかかりました。落ちた後、そら豆のような大きなへこみが残り、そのへこみは何十年経っても残っていました。

　3日後、水ぶくれが目立ってきました。この3日間、体に少し寒気を感じました（熱があるような感じ）が、3日目の夜には、寒気がひどくなりました。一人暮らしで70歳の私は「布団をかぶっていれば寒くないので、もう寝ようかな」と思って、夕方6時の正念を発してから、横になりました。その内、意識が朦朧としてきて、8時頃になると額から水滴みたいなものが垂れてきて、ティッシュで拭いただけでも痛み（それまでは痛みも痒みもなかった）しかも激痛でした。いま振り返って思えば、当時、どこに痛みがあったかわからなくて、ただ、激痛が走っていたのは確かで、水滴も止まらず、激痛が止まりませんでした。「それは師父が私の体を浄化してくださっているのだ。私の体から毒を排除してくださっているのだ」と思い「師父、ありがとうございます！」と感謝いたしました。12時の発正念の時間になると、水滴が垂れなくなって痛みも消えていました。まるで何事もなかったかのように、私はぐっすり眠りました。これは真修弟子しか感受できない素晴らしいことだと思いました。　

　翌日、鏡を見ると、額の右半分にびっしりと傷跡がついているものの、全く痛くも痒くもありませんでした。師父が私を救ってくださったのだと分かりました。

　師父が私を救ってくださったのだから、私は衆生を救わなければならないと思いました。そして、その日の午前、私は出かけて人々に法輪大法の真実を伝えました。ある人から、私の額の傷跡のことを聞かれました。私は「薬を1錠も飲まず、一銭も使わず、4時間で完治しました」と、その体験を話し、そして「法輪大法は素晴らしい」と伝えました。いまでも、このことを書いてると感激で泣きそうになります。本当に師父の慈悲深い済度に感謝の気持ちで一杯です。

　暫く経って、かさぶたが落ちました。傷跡は完全には回復していないものの、陥没していた小さなへこみもいくつかが回復し、新しい皮膚の色は元の皮膚の色と同じようになりました。

　ある日、市場の前で、3人がおしゃべりしているのを見かけました。1人の女性が「腹部にヘルペスができて半年以上経っているのに、まだ痛みや痒みがあるのよ」と話しているのが聞こえました。そこで、私は帽子を脱いでその女性に額を見せ「私もヘルペスができて痛みましたが、薬も飲まず、お金も使わず、4時間で治ったのです」と話しました。彼女は「えっ、どうやって治ったのですか？」と聞きました。「私は法輪大法を学んでいるからです。あなたも誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、すぐに治りますよ」と教えました。そのうち、1人が去って行きましたが、私は残っている2人（夫婦）に法輪大法の真相を伝え「三退」を勧めました。そして「家族や親友に、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じてもらえば、きっと福報があります」と話しました。この夫婦は「ありがとうございます」と言ってくれました。「大法の師父に感謝してください。大法の師父があなたたちを救っておられるのですから」と話すと、夫婦は「大法の師父、ありがとうございます」と言って、心からの九文字を念じながら、立ち去りました。

　私のヘルペスの傷跡を見た友人が「私の弟もこの前、首と肩にあなたと同じできものができたので、病院へ行ったら、医者から『このできものは厄介なもので、頭にできると、危ないし、目にできると失明する恐れがあるし、耳にできると耳が聞こえなくなるかもしれない』と言われて、医者は弟に保険適用外の良い薬を処方したのよ」と言いました。私は「私のできものは1銭もかからずに治ったのです。以前、目の前に何かが飛んでいるのが見えたりしていたけど、いまはなくなり、耳も正常に聞こえていますよ」と話しました。

　真修弟子の身に起きた奇跡が多くあります。私自身もたくさんあります。ですから、私は100パーセント師父を信じ、大法を信じています。「三つのこと」をしっかり行い、より多くの衆生を救い、師父の慈悲深い済度のご恩に報いたいと思っています。