　【明慧日本2021年5月8日】韓国の法輪功学習者（以下、学習者）は、4月25日の午前11時から、ソウル、釜山、光州、済州の4都市にある中国大使館前で、同時に「4.25」平和陳情22周年を記念して記者招待会を行った。学習者達は中国共産党（以下、中共）の悪行を暴露すると同時に、中共によって韓国が赤化されないように呼びかけた。

韓国の学習者達はソウル明洞の中国大使館前で記者招待会を行った

韓国の学習者たちは光州の中国大使館前で記者招待会を行った

韓国の学習者たちは釜山の中国大使館前で記者招待会を行う

韓国の学習者たちは済州の中国大使館前で記者招待会を行う

　記者招待会が行われた当日、ソウル、釜山、光州、済州の四都市は、春の息吹に満ちあふれており、光輝き、燦爛としていた。中共ウイルス（新型コロナウイルス）が流行っている期間中なので、学習者達は韓国政府が定めたウイルス防止対策をしっかり守り、招待会の人数は9人以下で開催した。中国大使館前にある繁華街や、政府部門などある場所で、学習者達は横断幕を掲げて、チラシを配布したり、功法を実演する形で真相を伝えており、市民は引きつけられ、立ち止まって見ていた。

中国大使館前で集団煉功をする韓国の学習者たち

　「4.25」平和陳情は全世界に真・善・忍を展示

　ソウル明洞入り口にある中国大使館の前に、韓国の法輪大法事務局長である呉世烈博士は「4.25平和陳情22周年声明書」の中で、今回の活動の主旨を明らかにし、「4.25」平和陳情を記念すると同時に、中共の悪行を暴露し、韓国が中共によって赤化されないように呼びかけた。声明の中に、中国人及び中国大使館で働く人々、およそ3億7500万の中国人が、中国共産党、共青団、少年先鋒隊から脱党した。国を愛することは、党を愛することではない。共産党は幽霊であり、命の安全のために、早く中共から脱党して欲しいと呼びかけた。

　法輪功は、真・善・忍と同化することによって道徳レベルが向上し、煉功を通して、健康な体を獲得する修煉方法である。法輪功の修煉は病気治療を目的としていないが、法輪功を修煉すると、免疫力が強まることは、よく知られている。

　法輪功が伝え出された最初の7年間、病気治療の効果があるため中共政府に認可された。しかし、法輪功が中国で広がることを、元国家主席の江沢民は嫉妬して恐れた。彼らは法輪功を鎮圧するために陰謀を醸し、「4.25」の陳情は平和的、理性的だと評価されたが、中共に利用され、罪を着せられた。

　1999年4月11日、中共の党内知識人である何祚休が天津の「青少年科技博覧」で、法輪功を誹謗中傷する文書を発表した。その文章を見た天津の学習者達は、不実な内容を修正してもらおうとしただけで、そのうちの40～50人の学習者は殴られ、連行された。そのため、当月の4月25日、およそ１万人の学習者が北京の国務院陳情事務所で平和的に陳情した。朱鎔基元首相は学習者代表と直接会って話し、連行された天津の学習者を釈放することを承諾した。法輪功書籍の出版も許可し、学習者のために合法的な修煉環境を提供するように話した後、学習者達は離れた。

　「4.25」平和陳情は、世界各国メディアから称賛された。平和的で理性的な市民の姿は法輪功はそれから世界に広く知られるようになった。

　成熟した陳情は記念され永遠に世界に刻まれ、全世界に真・善・忍の精神を見せた。

　中共の悪行は明々白々、韓国市民は抵抗

　「声明書」の中に、中共は中国を代表できず、中国は悠久の歴史と素晴らしい文化を持っている古い国であり、中共はマルクス主義を信仰し、邪悪に操られた政府だと述べた。

　「声明書」の中に、中共が中国人に、世界に加えた悪行を一つ一つ数え上げた。中共が1949年執政して以来、各党内の運動を起こしたため、およそ8000万人の中国人に異常な死をもたらした。中共は中国を支配した後、新疆ウイグル族とチベット族の人権的な迫害を行った。さらに、中共は一国二制度に背き、香港の民衆運動を鎮圧し、世界中の人々に怒りをもたらした。中共が法輪功に対して行った「生体臓器刈り」はかつて歴史上起こったことがない悪行である。中共が新型コロナウイルスを隠蔽したため、全世界で、命を失った人がますます多くなり、この地球を恐怖の海に変えてしまった。

　「声明書」の中に、今回の活動は中共の邪悪な本質を暴露し、韓国国民を喚起する重要性を述べた。韓国市民は中共の真の姿が分かり、中共の浸透に抵抗する事例を紹介した。

　呉世烈さんは、ウイルスが流行っている期間中人々はチラシを受け取らないと考えて、写真で内容が分かるように資料を作った。内容は2002年に貴州省平塘県で発掘された石に彫られた6文字が自然形成した「中国共産党亡」という蔵字石の写真資料が含まれており、良い効果をもたらした。資料を配布すると、人々は積極的に資料を受け取った後にすぐその場で情報を読んでいた。

記者招待会後、韓国法輪大法学会代表は「声明書」を中国大使館のポストに投入した

　京畿道安山から来て結婚式に参加した男性は、初めて法輪功迫害について真相を聞いた。中共の人権侵害と悪行に驚いていた。

　60歳の男性は「中国は我々と違って、共産主義の国です。自由は無い。後人のために、我々は必ず中国という共産主義国家を区別しなければならない。中国で人権を侵害された人々のために、中共が1日も早く崩壊することを願っています」と言った。

　今回の活動で、韓国警察は活動が順調に進められるように学習者に協力した。特に平日、中国大使館前には警官が多くいたが、活動当日は制服を着た警官は少なかった。