　【明慧日本2021年8月25日】（テキサス州＝明慧記者）神韻世界芸術団は8月6日から8日まで、アメリカ・テキサス州サンアントニオのトービンパフォーミングアーツセンターで4回の公演を行い、すべて大入り満員であった。公演を鑑賞した人たちは、「真の伝統文化を見ることができ、大変震撼を受けました」と話した。

トービンパフォーミングアーツセンター

　不動産会社経営者「神韻は真相を語っており、芸術家たちは命で真相を伝えている」

不動産会社経営者ヘクター・ペナ夫妻

　ヘクター・ペナ氏は、かつて大学で教鞭をとり、その後、不動産開発・仲介会社を経営していた。神韻の公演を鑑賞した後、ペナ夫妻は「神韻にとても感謝しています」と話した。

　ペナ氏はシカゴ大学で教鞭をとっていた時、多くの中国人留学生を抱え、中国に行ったこともある。強靱さや優しさといった中国人の美徳、および中国の伝統文化は、中国共産党（以下、中共）支配後の文化とは異なっていると、理解しているという。

　彼は、「神韻が上演するものは、本当の伝統、本当の文化です」と語った。

　一瞬の沈黙の後、ペナ氏は続けて話した。「実はこの舞台は、生命の真相を明らかにするものです。劇場から出て来たとき、この舞台は真相を語っていると妻に話しました」

　「真相」の意味について、ペナ氏は「人はどこから来たのかなどです。公演の最初から最後の演目まで、神聖な光輪を放つ神（創世主 )が降りられ、人類を救っています ……」

　「真相は時間が経つにつれて変わるものではありません。この舞台もそうです。10年、20年、何年経っても、この演出で伝えていることは永遠に変わることなく、この演出で伝えているのは真相だからです」

　その時、ペナ氏は感激した表情で、「このアーティストたちは、この真相を広めるために命をかけているのです」と語った。

　舞台芸術監督「神韻は喜びと人間性の輝きに満ちた饗宴である」

ベテラン舞台芸術監督ティム・ヘッジペス氏

　舞台芸術のベテラン監督であるティム・ヘッジペス氏は、神韻の圧倒的な素晴らしさに驚嘆し、精神性に満ちて、彼の心身のすべてが征服されたという。「私は震撼を受けました。ステージは本当に美しく、感動的で、非常にプロフェッショナルに制作されており、驚くほど精神的な内包を持つ正真正銘の祭典でした。普段なかなか鑑賞することができない、喜びと人間性の輝きに満ちた饗宴であり、私は非常に、非常に感動しました」と語った。

　ベテラン舞台芸術監督として、同氏はかつて、地元から授与された10項目監督賞と舞台芸術グローブ賞を受賞したことがあり、現在、サンアントニオの複数の芸術協会や劇場の理事を務めているほか、自身の舞台芸術会社を設立している。彼は、「神韻は私たちに自分自身の内面を見つめさせ、エンターテイメントよりもっと重要なテーマについて考えさせています」と述べた。

　ヘッジペス氏は最後に、「ダンスの動きは極めて正確で繊細で、ダンサーたちの芸術に対する熱愛が、本当に演出を通して伝わってきました。最初からカーテンコールまでエネルギーに満ち溢れていました」と語った。

　建築請負業者「神韻の芸術家たちに敬意を表す」

ダグラス・ケスメント氏と恋人のミシェル・ロウ氏

　ニューヨーク州北部に住む建築請負業者のダグラス・ケスメント氏と恋人のミシェル・ロウ氏は、公演を鑑賞した後、「神韻の芸術家たちに敬意を表します」と語った。

　ケスメント氏は、「この舞台は真の芸術を表現しています。私はよく、このような芸術が人々に忘れられないように祈っていますが、神韻のアーティストたちはそれを努力しています。中共が中国人を弾圧している時に、彼らは中国人のために伝統芸術を復興させているのです！　彼らに敬意を表します」と語った。

　「これは中国にとって良い兆候です」とケスメント氏は一言を補った。

　ミシェル・ロウ氏は、「演出の中で物語も歌も、創世主の慈悲なる済度を現わし、深く感動しました。公演はまた、善良さや誠実さという伝統的な価値観を示していました」

　「過去の文化は誠信から成り立っていましたが、今の若い人たちはそれをあまり知らず、それを大切にしていません。文化全体が堕落していますが、神韻は激励と啓発をもたらし、創世主の導かれる下で精神的な昇華を感じました。本当に感動しました」と彼女は語った。

　主催者によると、8月8日午後の公演は観客の要望に応えて臨時に追加されたが、同様に満席だったという。

　スタッフによると、昨年、疫病の影響で公演が中止になったため、待ち望んでいた観客たちはみな見に来た。観客の中には、128キロ離れているオースティンから家族を連れて神韻を見に来た人もいたという。

　また、「1年以上待ってようやく神韻の2021年のテキサス公演のチケットを買えたことに感謝しています」という観客がおり、「神韻を鑑賞して、人間としてどのように生きるかが分かり、常に物事の良い一面を見て、暗いことに邪魔されないようにすれば、必ず明るい未来を迎えることができる」と感じた観客もいた。