　【明慧日本2021年9月26日】河南省の新郷女子刑務所では今もなお、法輪功学習者（以下、学習者）を監禁し、法輪功を辞めることを強要している。それに応じない学習者に対して、非常に狭い独房に監禁する、ひどく殴打する、人格を侮辱する、睡眠をはく奪する、トイレに行かせない、水を飲ませない、長時間立たせる、長時間しゃがませるなどの拷問を加え、1日にパン1個しか与えないなどの手段で迫害している。

拷問のイメージ図：ひどく殴打される

　同省信陽市の中学校教師で、法輪功学習者の劉建霞さんは2017年5月に不当に連行され、懲役4年の判決を受けた後、新郷女子刑務所に監禁された。明慧ネットの報道によると、劉さんはかつて、同刑務所で非常に狭い独房に監禁されたため、顔が腫れ、呼吸困難に陥り、点滴が必要な状態となった。

　監禁されていた数年間は、午前4時から翌日午前2時まで睡眠を許されなかった。また、監視役の受刑者4人が常に法輪功を罵っているのを聞かされ、トイレに行くことも許されなかった。さらに劉さんは、法輪功を辞めないとして、非常に狭い独房に99日間にわたって監禁され、食べることも水を飲むことも許されず、残虐な拷問を加えられたため、何度も命の危険に陥り、病院に送られた。釈放されて家に戻ってからも、劉さんは極度に痩せ、食事や睡眠もままならかった。

　最近、南陽市の学習者・孫海紅さんも法輪功を辞めないとして、殴られる、睡眠をはく奪される、トイレに行かせないなどの手段で迫害されているという。