【明慧日本2022年3月21日】2022年3月6日から8日までモスクワで「真善忍国際美術展」が開催され、美術展の絵画は法輪大法（法輪功）の学習者が放つ大きな道徳の力を人々に感じさせた。来場者は、絵の中の人物と共鳴し、その豊かな精神世界に入り込んでいった。ある来場者は、「絵画展は、今日の混沌とした不安な状況の中で、人々に温かさと優しさを与えてくれた」と絶賛した。

展示ホール

　中国共産党（以下、中共）による迫害で大きな苦難を受けながらも、真・善・忍の原則を貫いた参加者に捧げるコーナーも設けられた。来場者からは、「絵を見ることで、大法学習者の強い意志と揺るぎない信念を感じ、善良と真理は必ず勝つことを確認できた」という声が聞かれた。

　多くの来場者は、展示会で見聞きしたものに非常に感銘を受けた、中には自分の考えを共有してくれた方もいた。

美展を鑑賞したナデジダさんと孫

　孫のティモフェイさんを連れて展覧会を見に来たナデジダさんは、「展覧会に入った途端、世の中の問題がすべて消えてしまった。まるで調和のとれた音楽が私の魂の中で演奏されているかのような、平和、崇高さ、穏やかさを感じることができました。絵画は展覧会のポジティブな雰囲気を作り出し、光と静寂を放っていました」。彼女は、「真・善・忍」のエネルギーを感じ、「とても気に入った」と言っていた。

心理学者のベロニカさん

　心理学者で催眠療法士でもあるベロニカさんは、こう話した。「展覧会に行ったのはまったくの偶然で、あらゆる展覧会があまり好きではなく、ショッピングモールを歩いていて、あなたがたの展覧会の前を通ったとき、すぐに絵から力が湧いてくるのを感じました。これらの人物は、抵抗することができないほど力強い内なる力を持っています」

　「これらの肖像画は人間の精神の力を非常によく捉えています。画家たちは自身が迫害を受けた経験があるからこそ、彼らが自分の言っていることを理解し、内面を伝えていることが感じられるのです。展覧会の後、私は精神的な信念の力、道徳について、すべての人にそれが必要であることについて考え始めました。私たちは様々な制約を課そうとされています。精神的な信念は私たちの生活のすべての困難を克服し、人類を繁栄と幸福に導いてくれるでしょう」と彼女は語った。

アンドレさん

　学生のアンドレさんは、絵画が中共による学習者への迫害を明らかにしていると考え、「人々に知ってもらうことは非常に重要で、迫害を止めるという意味で、何らかの結果をもたらすことを期待しています。この展覧会では、私たちがより優しく、良心と共に歩むことを後押ししてくれる、とても明るく前向きな絵が描かれています」と話した。

スタイリストのナタリアさんと母親が美術展を鑑賞

　ナタリアさんは、「展示会を訪れて、とても温かく穏やかな気持ちになりました。メッセージにも書きましたが、混沌とした中での展示は、温かさと優しさが感じられるコーナーで、とても楽しめました。抑圧された人々の写真はとても悲しく、自分の信念のために拷問されている姿に胸が痛みましたが、私たちは、善良さ、愛、純粋さが必ず勝利すると信じています」と言った。

裁縫職人オルガさん、絵から希望が見え、真実は勝つと表明

　裁縫職人のオルガさんは、「すべての絵はとても活気があります。展覧会の絵は息を呑むほど明るく、悲しみを伝える絵にも、真実が勝つという希望の表現があります」と語った。

通信エンジニアのオルガさん

　通信エンジニアのオルガさんは、次のように述べている。「本当に印象に残る展示会です。展示で語られる人間の原則の重要性を支持します。なぜなら、善の輝きは本当に必要だからです。それはおそらく、人生で最も重要なことで、地球上に平和をもたらすことができるのです」