　【明慧日本2022年6月2日】（カナダ＝明慧記者）カナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリア市で5月23日、第122回ビクトリアデーパレードが開催された。今回は感染症が発生して以来、初めてのパレードで、70団体が参加し、約5万人が訪れた。法輪功の隊列はその中で最も規模が大きく、観客は法輪功の隊列が素晴らしさを現していると絶賛した。

5月23日、BC州の州都ビクトリアで行われたビクトリア・デー・パレード

　ビクトリアデーは、女王のビクトリアの名に由来し、イギリスの歴史上、女王在位中に「ビクトリア時代」と呼ばれていた。ビクトリアデーは、BC州の州都ビクトリアで毎年行わてれてきた長い歴史がある。2020年の感染症の流行以来、すべてのイベントが中止となっていたが、今年は伝統的なパレードが復活した。

　朝早くから、道の両側に折りたたみ椅子や、シートが並べられ、家族連れなどが集まり、パレードの開始を待っていた。主催者のグレータービクトリアフェスティバル協会によると、70以上の団体がパレードに参加し、4万5000〜5万人の人々が沿道で観覧したという。

パレードを先導するキングズ・マウンテッド・ポリス

　9時ちょうどになると、ビクトリア時代の衣装を着た2人の伝令官が鐘を鳴らし、パレードの開始を告げた。隊列の先頭はカナダ海軍の軍楽隊で、その後に12の軍楽隊が続いた。

　このほか、多民族文化であるカナダでは、ウクライナの舞踊団、韓国、台湾、インド、フィリピンなどの移民コミュニティがそれぞれの民族様式や習慣をパレードで披露するなど、さまざまな民族の風格を現した。

法輪功の隊列はパレードの中で最も規模の大きい団体

　この度のパレードの中で、最大の団体である法輪大法の隊列は、腰太鼓のほか、背中に「楽」の文字が書かれている青と白の衣装を着た天国楽団、ピンクと緑の蓮の花のフロート車、功法の実演隊の心からの幸福と平和な精神が人々に感銘を与えた。

　王さんは、1999年に中国共産党によって法輪功が迫害される前にカナダに渡り、現在はビクトリアに住んでいる。王さんは満面の笑みで法輪功のパレードを見ていた。王さんが最初に口にした言葉は、「煉功しているから皆さんの顔色が良いですね」であった。そして、「この功法を煉功して健康になるのであれば、それはもちろん良いことです。このような人たちを迫害するのは、もちろん間違いです」と言った。

　ビクトリア在住のアイザックさんは、4歳の娘を連れてパレードを見た。「素晴らしい！　多くの人がパレードに参加してくれて、とても嬉しいですね。娘も初めて見に来たのですが、とても喜んでいます！」と話した。

ビクトリア在住のアイザックさん

　アイザックさんは、「彼らはこの素晴らしさを世界と共有したく、人々がこの座禅の方法から恩恵を受け、私はとても素晴らしいものを見たのだと思います」と語った。

　メッチョシンの石鹸工場の石鹸職人であるダリルさんとデビーさんは、ビクトリアで育った。ビクトリアデーパレードには50年来の思い出があるという。パレードが復活したことについて、ダリルさんは「素晴らしいことです。法輪功がパレードに戻ってくれて、とても嬉しいです」と言った。

　またダリルさんは、「パレードでの法輪功の隊列の印象が深く、隊列はとても美しいです」と言い、デビーさんは、「色が美しいですね」と言った。ダリルさんは、「みんなとても楽しく笑顔一杯で、一人ひとりの笑顔が、ほんとうに素晴らしいのです」と話した。またデビーさんは「最高に楽しかったです」と言った。

ダリルさんとデビーさん

　自らエステサロンを経営するロブさんとフェイさんは、長年ビクトリアに住んでおり、3年ぶりにパレードが復活したことに大きな手ごたえを感じているという。「さまざまな国の人たちが、またパレードのために戻ってきてくれるなんて最高です！」と言った。

ロブさんとフェイさん

　このことについてフェイさんも、同じ思いだという。フェイさんは、「総じて言えば、どの国の人も、みんな参加してほしいです。このようになるといいですね。皆さん、パレードを見に来てくださいね。法輪功の隊列はとてもきれいでした！」と言った。

　ロブさんは、「法輪功の隊列が大好きです。彼らは本当に素晴らしいです！相当なトレーニングを積んでいるのでしょうね。よく頑張っています」と語った。

　マークさんとジャッキーさんは、ずっとビクトリアに住んでいる。感染症の流行が3年を経験し、ジャッキーさんは今回たくさんの人に会えて、思わず「すごい！　本当にすごいことです」と叫んでしまったという。

マークさんとジャッキーさん

　マークさんは、この日の最大規模の法輪功の隊列について、「この隊列は大好きです。とにかく彼らが大好きです！」と言った。ジャッキーさんは、法輪功の隊列が伝えるメッセージが好きだという。

　ラムさんは、法輪功の修煉を始めてわずか1カ月の新しい学習者で、身体が以前より健康になったと実感している。この日は、彼もパレードにも参加した。法輪功の煉功隊と歩き、「パレードに参加するのは初めてです。パレードはとてもすばらしかったです！」と話した。