　【明慧日本2022年6月8日】23年前の1999年4月25日、中国の1万人の法輪功学習者(以下、学習者）は自らの信仰の自由を守るために、北京国務院の陳情局に行き、政府に真相を訴えた。その後、「1万人の平和陳情」と呼ばれたこの偉大な壮挙は世界を震撼させ、同時に法輪功修煉の原則の「真・善・忍」を迅速に国際社会に広めることになった。

　23年経ったが、「4.25」はすべての学習者にとって深い意味のある日で、毎年、世界各地で記念イベントが開催されている。ジャカルタの学習者は、4月23日(土)午後、メガクニンガンの中国大使館の前で、またスラバヤの学習者は中国領事館の向かい側で、同時に平和請願とキャンドルライトを夜通し灯すイベントを開催した。

ジャカルタの中国大使館の向かい側で法輪功迫害停止を呼びかける

法輪功の真相を伝え、中共の人道に反する犯罪終結を呼びかける

　23年前、1万人以上の学習者が北京国務院の陳情事務所に行き、合法的に信仰と法輪功を修煉する自由と、天津警察に逮捕された45人の学習者の釈放を求めた。

　1万人の学習者は、整然と秩序を保ち、平和的でスローガンもなく、通りにゴミさえ残さなかった。彼らは真・善・忍の理念に同化し、良い面を維持し、中共が実施した強制と暴力を拒絶した。

　しかし、1999年6月10日、当時の中共総書記の江沢民は憲法と検察部門を優先し、国家安全法の超法規的機関である「610弁公室」を設立した。その主な目的は法輪功への迫害を計画、指揮、調整、直接参加することを主要任務とし、法輪功への迫害に直接参与した。江沢民は3カ月以内に「名誉を汚し、肉体を消滅させ、経済を崩壊させる」という三つの政策で法輪功を消滅させるするつもりであった。江沢民の命令は人道的大惨事を引き起こし、「真・善・忍」の原則に従って法輪法を修煉する善良な人々に対して、ジェノサイドという人道に反する犯罪を引き起こした。

駐スラバヤの中国総領事館の対面で資料を配布する学習者

　ジャカルタとスラバヤの多くの人々は活動現場を通るとき、学習者が法輪功に対する迫害を止めるよう中共の権力者に平和的に呼びかける姿を見て次々と支持を表明した。

　多くの人が、中共の犯罪を暴露した法輪功の資料を受け取リ、署名して中共の人道に反する犯罪の終結を求めた。

　署名したジャカルタの中年男性は、イベントが終わった後、「幸運をお祈りします」と言った。