文／チェコの大法弟子・シュテルナード一家

　【明慧日本2022年6月9日】 2022年、法輪大法が伝え出されてから30周年を迎え、現在、世界100以上の国と地域の人々が法輪大法を修煉しています。法輪大法は異なる人種、肌の色、背景、言語を持つ1億人以上の人々を返本帰真の道に導いています。

　私は22年も大法を修煉しています。私はトルコ出身で、結婚してから夫とチェコに移住し、夫も大法を修煉しています。私たちには5歳と3歳の息子がいて、真、善、忍の法理に基づいて子供を教育しています。毎晩寝る前に、息子たちと一緒に中国語で「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と言って、それから私は『轉法輪』の「論語」を暗唱して、「法輪大法は素晴らしい」という歌を歌って聞かせます。

　ある晩、まだ用事が残っていたため、私は「論語」を暗唱せずに部屋を出ようとしました。長男のデイビッドが突然、「論語」の第1節「大法は創世主の智慧です」[1]を暗唱し始め、私は驚きました。そして、続けて全文を暗唱しました。数日後、彼は「論語」の第2節と第3節の暗唱を試みました。

　下の子の名前はルートヴィヒです。彼は毎晩「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と言います。二人の息子はそうするのが好きで、また寝る前に師父の説法の録音(中国語)を聞きたがります。私は息子たちが修煉の環境の中で成長できることを光栄に思います。

　道徳の教育

　幼稚園では、先生や他の保護者は時々、デイビッドや他の子供達にチョコレートなどをプレゼントしてくれます。ある日、デイビッドはもらったプレゼントを私に見せようとしましたが、いつの間にか無くなっていました。彼は、このようなことを２回も経験しました。私はデイビッドに「損得にあまりこだわらず、失くしたものをあまり気にかけないようにしてね」とアドバイスしました。彼はそれを素直に受け止めてくれました。

　ある日、友達が一緒に遊んでくれないとデイビッドは私に訴えてきたので、私は彼を慰めてから、自分のどこが間違っているのか、内に向けて探すようにアドバイスしました。もし自分が悪いことをしていないのであれば、そのうちすべてが元通りに戻ると彼に教えました。

　ある日、デイビッドが幼稚園から帰ってきた時、彼はとても情緒不安定になり、ずっと泣き叫んで、私が慰めても聞き入れてくれませんでした。しばらくして、彼は転んで膝を強く打ってしまいました。私は彼を抱きしめ、キスをして、「これは業力ですよ。善には善の報いがあり、悪には悪の報いがあります」と教えました。この一件以来、彼は徳と業の道理をより深く理解することができるようになりました。私はずっと子供達にこの古き良き道理について話しています。法輪大法の法理に基づいて、私たちは子供達に道徳を教えています。

　新型コロナウイルス

　新型コロナウイルスの流行以来、私たちは、比較的身近なところでウイルスと接触したことが二回ありました。一回目は、夫と頻繁に接触している同僚Aさんが陽性になった時です。それを聞いても、私はあまり心配しませんでした。家族4人が検査を受け、4人とも陰性でした。ちなみに、夫は会社の中で唯一、検査結果が陰性と判定されました。会社の従業員達は法輪大法の奇跡を目の当たりにしました。

　二回目は、夫の父親が感染した時です。義父はデイビッドを幼稚園に迎えに行った後、自分の家に連れて帰りました。夜、義父がデイビッドを我が家に送り届けてくれた時、いつものように私たちとキスをしました。

　翌朝、夫から、父親が検査で陽性になったこと、また、会社の全員が陽性と判定されたことを聞かされました。それを聞いて、私はまず義父を心配して、夫に「お父様は大丈夫ですか。私たちに何かできることはありますか」と尋ねました。

　義父も義母も法輪大法が中国で受けた迫害の真相を知っています。その後、義母も感染しましたが、二人とも症状は軽かったのです。デイビッドも私たちも、義父とキスをしたにもかかわらず、誰も感染していません。これは私が知る限りでの身近な感染者の例ですが、知らないところで感染者と接触したこともあったかもしれません。コロナ禍の中で、私の家族が経験したことは、法輪大法の奇跡を証明しています。私たちは大法と師父を心から信じています。今のような不安定な時期に、もっと多くの人が大法を学び、私たちのように恩恵を受けることを望んでいます。

　注：
　[1] 李洪志師父の著作：『轉法輪』