　【明慧日本2022年6月14日】クロアチアの法輪功学習者達（以下、学習者）は5月14日、首都ザグレブにあるフランジェトゥエマナ公園で活動を行い、法輪大法30周年を祝った。

　30年前の1992年5月13日、法輪功の創始者・李洪志先生が法輪功を公開された。法輪功の病気治療効果は人から人へ伝えられ、法輪功は迅速に中国で広がった。さらに、世界100あまりの国、及び地域にまで伝わった。李洪志先生の著作は40数カ国の言語に翻訳されている。

　1999年、中国共産党の前主席・江沢民が嫉妬により、全ての国家機器を利用して法輪功に迫害を加えた。それ以後、海外の学習者達は平和陳情を行い、迫害の停止を呼びかけ、5月13日は「世界法輪大法デー」とされた。毎年この日になると、全世界各地の学習者達は平和的方式で、人々に法輪功迫害の真相を伝え、迫害停止を呼びかける活動を行っている。その中にはクロアチアの学習者も含まれる。

フランジェトゥエマナ公園で功法を実演する学習者達

　公園の前は交通量が多く、路面電車が数分おきに通過する。電車に乗ったり、降りたりする人々にとって活動ブースは目に入りやすかった。ある女性は遠くからブースを見てやって来て、署名をした。学習者は彼女に署名をすることにした理由を尋ねた。すると彼女は「なぜ理由が必要なの？」と話し、すぐ電車に乗った。学習者は車窓から小さな蓮の花の飾りをその女性に渡し、彼女は手を振って感謝を示した。

　和やかな煉功場に惹きつけられた

　1人青年者は黄色いテントの中に掛けられた横断幕を見ると、学習者に「法輪功は何ですか？　なぜ中共は法輪功を迫害しているのですか？」と聞いた。彼はニクサさんと言い、公園付近で暮らしている。彼は友達と一緒に近くの喫茶店に行くつもりだったが、美しい煉功音楽を聞き、和やかな集団煉功を見て好奇心を持ってやって来たという。

署名ブースの前で記念写真を撮るニクサさん

　学習者達は、次のようにニクサさんに紹介した。法輪功は中国の佛家修煉法の一つであり、五式の功法が含まれる。煉功の動作はゆったりとして、リラックスでき、自宅で練習することもできる。法輪功は「真・善・忍」を原則とし、全世界の一億人以上のが法輪功を修煉しており、心身ともに健康を実感している。ニクサさんは「教えてくれて有難うございます。皆と話して楽しかったです」と言った。

　ニクサさんは署名し終えた後、友達と一緒に法輪功に関していろいろと聞いていた。

　「あなた達の活動を記録し、フェスブックでシェアしよう」

　ある女性は、ブースを通りかかった時、ポスターの内容を読み、学習者の集団煉功を少し見ると、チラシを配布する学習者に法輪功に関していろいろ質問した。

　この女性はマリーナさんと言い、彼女は今まで法輪功に関して聞いたことがないと言った。さっそく彼女は「この活動をビデオで記録します」と言った。

煉功場面を写真に撮り、「フェイスブックでシェアします」と話すマリーナさん

　マリーナさんがビデオを撮っていたところ、ある通行人がマリーナさんを見ながら学習者に「この方は地元の幼稚園の先生です。多くの人に知られています。この活動をフェイスブックでシェアします。素晴らしい功法なので、皆さんに見てもらいたいです」と言った。

　真相を理解した人々が署名して学習者を支持

　ダーコさんは、ずっと静かに蓮の花の飾りに囲まれた写真を見ていた。写真は学習者が中国共産党（以下、中共）に弾圧されている実態を表している。見終えると、署名しようと思い並んでいた。署名が終わった後、ダーコさんは中国歴史に関して多くの資料を読んだ事があり、中共が悪い事をしていると知り、法輪功が迫害されていることは実在すると学習者に言った。

　また2人の教師が小学生たちを連れて道を渡る時、学習者が資料を渡そうとした。すると先生が「早く受け取りなさい」と言おうとして、学生達はすでに手を出してチラシをもらおうとしていた。学習者は、学生達に資料の他に小さな蓮の花の飾りをあげると、子供達は喜んで「ありがとう」と言った。

学習者からチラシと蓮の花の飾りを受け取る小学生達

　年配の夫婦はブースを通りかかった時、活動現場を一周回った。妻はワクワクしながら学習者に「10年前、私はアメリカであなた達のことを聞いたことがあります」と言った。実は10年前、この女性はアメリカで法輪大法のパレードを見た事があり、法輪功について聞いたことがあったという。