　【明慧日本2022年8月22日】ドイツの法輪功学習者（以下、学習者）は8月13日、金融の中心地フランクフルトのレーマー広場に集まり、中国共産党（以下、中共）を放棄し、新しい人生を手に入れた4億人の中国人を祝うイベントを開催した。当日のイベント内容は多彩で、集会での講演、龍の舞、腰太鼓の演奏、法輪功の功法実演など、さまざまな活動が行われた。集会の会場で、現地の学習者がリーフレットを配布し、各国からの旅行者や地元市民に共産党組織からの脱退運動を紹介すると共に、迫害反対の署名活動を行った。

8月13日、ドイツの金融の中心地フランクフルトのレーマー広場で行われたイベント

法輪功の功法の実演

龍の舞や腰太鼓の演奏を聴いた観衆が拍手と歓声を送る

中共による法輪功への迫害の真実を人々に伝える

　香港の女性「三退は良心の目覚め」

中共を放棄した中国人に声援を送る香港人アンジェリカさん

　この日の集会に参加した香港人のアンジェリカさんは、「多くの人が利益を求めて共産党に入党している」という。彼女は「4億人の中国人は中共の邪悪な本質を認識したからこそ中共組織から脱退しました。私の考えでは、これは大きな後押しであり、良心の目覚めなのです」と語った。

　中国本土での学習者が受ける迫害について、アンジェリカさんは、「本当に残酷だと思います。あの虐待者たち、彼らは中共の支配下にあります。香港でも、誰も考えたことのないようなことが起きているのです」

　彼女はさらに、「すべての人の信仰や自由な選択が尊重されるべきだと思います」と付け加えた。

　中国からの留学生「あなた方が行っていることは、非常に大きな価値がある」

　中国からの留学生・劉さんは、ドイツに来て間もない。学習者から「三退」の意義を聞いて、仮名で中共組織の少年先鋒隊を脱退した。

　学習者と長い時間談笑していた彼は、「中共から脱退するというのは、非常に賢い選択だと思います。なぜなら、中共そのものが悪であり、そうすれば、より多くの人々が真実を見抜き、善悪を判別しやすくなり、人にものを言わせない中共の支配を受けることなく、より客観的、包括的に世界を理解できるようになるからです」と話した。

「私はもっと多くの人が中共を脱退し、真実が分かり、中共の本当の姿を知ることを願っています」

　劉さんは、法輪功の主著『轉法輪』を何度も読んだことがあるという。彼は、「（法輪）大法が話している『真・善・忍』は宇宙の最高の真理です。宇宙のすべては、『真・善・忍』を中心に回っています。この三文字はとてもシンプルですが、そこに込められた意味は深いのです。私たちが心を修め、煉功を行い、本を読むことによって、少しずつ理解していくことが必要です。そうすれば、大法を理解したことを生活の中に取り入れることができます。人生に積極的に取り入れ実践し、自分を修行の道へと歩みさせることができます」と述べた。

　そして劉さんは最後に笑顔で、「今日は皆さんにお会いできて、とても嬉しかったです。皆さんに感謝いたします。あなたたちが行ったことは、非常に大きな価値があります」と語った。

　ベルギー人観光客「真・善・忍は、人々と付き合うための良い原則である」

真・善・忍を支持し、中国人の三退を支持しているベルギー人観光客のケイレイさん（左）とシルケさん

　ベルギーから訪れたフェルヘルスト・ケイレイさんは、この集会で力強いエネルギーを感じたという。

　共産主義は悪いもので、信じてはいけないものを信じるように強要しているという。彼女は、「人々が自由と権利のために戦う機会を持つことは、とても衝撃を受け、感動しました」

　「人々は真・善・忍に従うべきです。これは、人々が人と付き合うことにおいて非常に良い原則です」、「私は彼ら（迫害されている学習者）を助けるために、ぜひ何かしたい。このようなことが起こっているのは恐ろしいことであり、止めなければなりません。彼らは良い人たちです。なぜ（中共が）このような扱いをするのか理解できません」

　ケイレイさんと一緒にドイツに来たヴェルロー・シルケさんもケイレイさんの考えに賛成している。彼女は、「ちょうどここを通りかかった時、とても素晴らしいと思ったので、立ち止まって話を始めました」と話した。

　「彼らを迫害する人々にあえて立ち向かい、自分の考えを表現し、行いたいことを実行するのは、とても勇気のあることだと思います。それはとても重要なことです」と語った。

　シルケさんは、もっと多くの人が三退のことに関心をもってくれることを願っているという。

　オランダの若者「より多くの西洋人に注目してもらいたい」

法輪功への迫害について、もっと多くの人に目を向けてほしいと願っているオランダの大学生ヨナさん

　オランダの大学生ヨナ・ベルカーズさんが法輪大法を初めて聞いた。彼は、真・善・忍という理念がとても良いと思ったという。「善良でありたい、自由を追い求めるこのような人たちは、中国では禁じられているのです。これはとても恐ろしいことです。しかし、全然不思議だとは思いません。なぜなら、中国（中共）は、ずっと共産主義意識の支配下にある政府だからです」

　「今日のようなイベントをもっと開催して、より多くの西洋人の目に触れるようにする必要があります。多くの人々は、私たちの住む世界で実際に何が起こっているのかさえ知らないのです」

　ドイツ人が法輪功の功法を非常に素晴らしいと称賛

法輪大法は素晴らしいと称賛するカルタリーナさん

　「この功法の動作はとても美しい。そして、金色の衣装はとても鮮やかで目を引きます。彼らの仲間になりたいと思わせてくれます」

　ドイツ人観光客のカタリーナさんは、「これ『真・善・忍』はとても貴重で、尊重されるべきものです。この修煉グループが禁止されているなんて、本当に信じられないことです」と語った。

　カタリーナさんの同伴者グドゥルンさんは、「真・善・忍」といった普遍的な価値観が全世界にとって非常に重要であると信じているという。

　グドゥルンさんは、「私はメディアで伝える中国の人権の現状に、普段から注目しています。でも、生体臓器収奪のようなことは初めて聞きました。私たちは中世に生きているわけではありません。今日の社会でこのようなことが起こるのは受け入れがたいことであり、嫌悪感を覚えます」と語った。

　スイス人「三退する中国人はとても勇敢である」と称賛

三退する中国人はとても勇敢だと称賛する、スイス人のキンツェバッハさん

　キンツェバッハさんはスイス国籍でドイツに在住している。学習者に、「ここの雰囲気は素晴らしく、とても穏やかな気持ちにさせてくれるし、騒がしくもありません」、「『真・善・忍』、私はそれに共感をしています」

　学習者から中国の法輪功への迫害の話を聞き、キンツェバッハさんは、「こんなこと（生体臓器収奪）があるなんて、とても衝撃を受けています」と述べた。

　「4億人の（中共からの脱退した）人々はとても勇敢です。どれほどの危険があるのかわかりません。多くの人々が立ち上がり、間違っていることにノーと言い、自由のために戦う勇気をもっているのです」「人々が自由のために団結し、誤った判断に対抗する姿を見て、とても素晴らしいと思います」と語った。