　【明慧日本2022年9月1日】ワシントン州シアトル地区の法輪功学習者（以下、学習者）は8月20日、スノークォルミー市で行われたスノークォルミーデーのパレードに参加した。学習者のフロート車は市民から好評を得て、パレードの「ベストフロート賞」を受賞した。

法輪功のフロートがパレードで「ベストフロート賞」を受賞

学習者から法輪功の説明を真剣に聞く人々

　スノークォルミーはシアトルの東にある小さな町で、町と同じ名前の滝があることで有名な観光都市になっている。スノークォルミー前市長のマット・ラーソン氏は、2007年と2021年7月に法輪大法に2つの賞を授与した。2007年、市長が法輪大法に賞を贈った後、中国共産党領事館の関係者の訪問を受け、ラーソン市長は中国副領事から賞を撤回するように強要される理不尽な要求に耐え、米国における信仰の自由という建国の理念を堅持した。今年5月、新しく当選したキャサリン・ロス市長は法輪大法を表彰し、2022年5月13日を「法輪大法デー」と定めた。

　学習者の隊列がパレードのスタート地点に立つと、色鮮やかな雲と蓮の花で飾られたフロート車、緩やかな煉功動作と優美な音楽が沿道の観衆を惹きつけた。観衆たちは携帯電話で写真を撮ったり、手を振ったりし、多くの大人と子どもの観衆が学習者に対して合掌していた。

　道端のアメリカン・アリージャンスのブースから一人の男性が出てきた。彼はワシントン州の第11地区アメリカン・レジオン（在郷軍人会）支部の牧師マイク・パークライナー氏である。この男性はまず学習者に拍手を贈った後、隊列の先頭まで行き、「法輪大法」の旗を掲げた最前列の学習者に向かって、「あなたたちの団体を見ていると、特別な感情を持ち、感動しました。あなたたちのフロート車、音楽、煉功の動作は、私を穏やかな気持ちにさせてくれました」と語った。パークライナー氏は声を詰まらせ、「私は退役軍人で、ベトナムと中国に行ったことがあり、中国の人々や中国の文化が大好きです。来てくれてありがとう！」と語った。

　その熱気は、隊列の両側で資料を配っている学習者にも深く伝わった。チラシを受け取った観客の多くは、すでに待っていたように目を輝かせ、まるで宝物をもらったかのようだった。学習者は資料を配るのに忙しく、パレードの隊列についていけなかった。学習者の手作りの「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と書かれた蓮の花の飾りはとても人気があり、手を伸ばしてくる子供もいれば、欲しそうな顔をしている子供もいて、子供たちは蓮の花を受け取ると「ありがとう！」「きれい！」と言った。

　隊列がメインステージを通る時、司会者が「法輪功は、法輪大法とも呼ばれ、身体と精神の健康を高めることができ、心性と生命を修める功法です。法輪功は動功と静功からなり、真・善・忍の理念に沿って、人々の品行を向上させるよう指導しています。法輪功は中国から伝えだされ、現在では100以上の国や地域で1億人が実践しています。フロート車の上では学習者が伝統的な衣装を身にまとい、法輪功の動功と静功を実演しています。中国共産党政府による23年間におよぶ迫害にもかかわらず、中国の学習者は勇気を持って修煉を続けてきました。私たちは、彼らのとてつもない勇気を称えます。法輪大法は全ての人に無料で教えています。法輪大法法についてもっと知りたい方は、falundafa.orgのサイトをご覧になってください」と紹介した。

　パレードの後、学習者はアメリカン・アリージャンスのブースまで足を運び、法輪功について紹介した。ある女性は、「法輪功迫害について教えてくれてありがとう、私たちアメリカ人はこのことを知る必要が大いにあります。すでに自由を大切にしない人が多すぎて、彼らは中国で何が起こっているのか知る必要があるのです」と語った。

　パレードの主催者であるゲルペン会長は、学習者に、「あなたたちのグループが私たちのパレードに来てくれるたびに、私たちは特別な気持ちになります。皆さんが来てくれて、とてもうれしいです」と話した。パレードの審査員の一人である年配男性は、「我々のコミュニティに来てくれてありがとう。素晴らしいショーを見せてくれた。とてもよかったです！」と称賛した。