　【明慧日本2022年9月4日】アメリカのロサンゼルス脱退サービスセンターは8月14日、世界的に有名な観光地であるサンタモニカビーチで集会を開き、4億人の中国人が中国共産党（以下、中共）の党員、共青団、少年先鋒隊（以下、三退）から脱退したことを祝った。

8月14日、ロサンゼルス脱退サービスセンターが主催した集会

中共の解体を支持し署名する人々

　集会当日、脱退センターのボランティアは「4億人の同胞の邪な中共脱退を祝う」、「三退をして安全を守ろう」などの横断幕を掲げた。人々にこのニュースを伝え、世界に害を与えている邪な中共組織を解体するための支持を呼びかけた。多くの観光客や地元の人たちが足を止め、中共による法輪功への迫害の実態を尋ねた。

　2004年11月、大紀元時報は「共産党についての九つの論評」（『九評』）と題する社説を連載した。今年8月3日までに、三退を宣言した人は4億人を超えた。これは、4億人の中国人が共産党の悪しき本質に気づき、善と光明を選択し、共産党を放棄する行動を起こしたことを表している。

　金さんはロサンゼルス脱退センターのボランティアで、『九評』が出版されて以来、長年観光地を訪れて、中国人観光客に中共が行った情報封鎖の真実と、「三退すれば安全が保たれる」と伝え、その結果、多くの中国人が中共組織からの脱退を宣言した。

　数年前、ハリウッドで三退を勧めていた金さんは、毎日中国から何十組ものツアー客が観光に訪れていたという。「毎日少なくとも80人、90人、100人に勧めて脱退させました」「実際、人々は心の中で共産党が悪であることを知っています」と言った。

　ある時、金さんはハリウッドの活動拠点で60代の中国人女性と出会った。彼女は自ら進んで、「共産党が悪であることは分かっているから、私も手伝うわ、特に、共産党が無法で邪な存在であることは知っています」と言った。金さんは「三退をしていない中国人が一日も早く恐怖心から抜け出し、三退をすることで、共産主義の悪の束縛から解放されることを願っています」と話した。

ロサンゼルス脱退サービスセンター責任者・李海倫さん

　ロサンゼルス脱党サービスセンター責任者・李海倫さんは、中国人は共産党組織に加入するとき、騙されて「命を捧げる」という誓いを立てさせられていると話した。

　彼女は、「中共が結成して以来、平和な時期に、絶えず大勢の中国人を殺害しました。（中共が行なった）三反、五反、反右派、また文化大革命、六四天安門事件での学生への弾圧、天安門大虐殺、法輪功への迫害、キリスト教信者への迫害など、多くの人々を殺害した罪行があり、もしあなたが彼らの組織に加入すれば、その悪事と犯した罪もあなたにもあるのではありませんか？　あなたはその組織の一員であるからには、そのような政党に属していることになり、あなたは神様を信じているかどうかにも関わらず、この角度から見れば、脱退しないとあなたにとって非常にまずいのではありませんか？　善良な中国人はその一員となり罪を背負ってはなりません」と述べた。彼女はまだ三退していない中国人に、「早く共産党組織から脱退して身の安全を守り、自分を大切にしてください」と勧めた。