　【明慧日本2023年2月22日】（明慧記者　高思羽より総合報道）神韻芸術団の欧米巡回公演が盛り上がり続けている。今年1月31日から2月5日までの公演では多くの都市で満席が続き、チケットの入手が困難なケースもあった。多くの観客は仙界を旅する気分になり、創世主に守られていることを実感した人もいた模様である。

　今年の神韻芸術団は、初となる南米のドミニカ共和国での巡回公演を行った。中国共産党（以下、中共）の駐ドミニカ大使がメディアで神韻の公演に反対すると公言したが、これによってドミニカの人々は神韻を鑑賞することに、より熱心になった。神韻芸術団はサントドミンゴとサンティアゴで、計7公演（3週間前に追加された1回を含む）を行った。当初より予定されていた6公演はすべてが満席、チケットは入手困難で、追加公演もほぼ満席となった。政治家からは表彰され、セレブリティが集っていた。

　『Caribbean newspapers』の編集長で映画プロデューサーでもあるアルフォンソ・キニョネス（Alfonso Quiñones）氏は次のように述べた。「私は、中共領事館がメディアに働きかけ、このショー（神韻）を取り上げないように圧力をかけたのをこの目で見た。残忍な仕打ちだった。こうした行為は止めさせ、罰されるべきだ。私が外務大臣なら、抗議文を送るだろう。この事実は、このショーは非常に重要だと物語っている」。観賞後、同氏はまた次のように述べた。「神韻はまさに壮大で、輝かしい視覚の饗宴」、「非常に重要な道徳的価値観を体現しており、道徳を重んじることは神韻公演の核心である。非常に重要なメッセージをを伝えている」

写真1：2月2日夜、神韻巡回芸術団はドミニカ共和国の首都サントドミンゴのエドゥアルド・ブリート国立劇場のカルロス・ピアティーニ・ホールで初公演、チケットは完売(新唐人テレビ)

写真2：2月6日と7日、神韻巡回芸術団はドミニカ共和国サンティアゴのGrand Theater of Cibao Restoration Hallで2回の公演、満員に（写真は、6日夜公演のカーテンコール (大紀元)）

　公演中、舞台の華やかな色彩、軽快なダンス、神韻交響楽団のユニークな演奏、そしてアーティストらが心を込めて演じた純粋な善と純粋な美の公演は、中国5千年の神伝文化を体現するものだった。

　観客からは次のようなコメントが寄せられた。「神韻は魂を目覚めさせる。楽しさが満ち溢れ、心をリフレッシュさせ、精神を高揚させ、すべてを一新してくれる」「神韻公演は精彩を放ち、すてきで、私たちは善良になれと諭される」

　神韻は神聖な光に満ち、平和で穏やかである。神韻は私たちを変えてくれた。劇場に入る前と出た後で、まるで別人になったような気分である。「真・善・忍の公演は世界に何かをもたらした。舞踊を（鑑賞ることを）通じて、生きる意味を本当に見つけ、未来に自信を持てるようになった」。観客の中には、家族連れで国境を越えて神韻を追いかける人もいれば、以前の神韻公演を鑑賞して感動し、一族20人全員を誘って共に神韻を観賞した観客もいた。

写真3：2月2日から5日にかけて神韻ニューヨーク芸術団はカナダモントリオールの芸術センター・Salle Wilfrid-Pelletierで5公演（写真は2月4日夜の終演後のカーテンコール (大紀元)）

写真4：神韻北米芸術団は2月3日、4日に米国テネシー州ナッシュビル市のテネシー・パフォーミング・アーツ・センターで3公演、満席に（写真は終演後のカーテンコール(新唐人テレビ)）

写真5：2月2日から4日にかけて、神韻新紀元芸術団はカリフォルニア州サクラメントのSafe Credit Union Performing Arts Centreで4回の公演（写真は満席となった3回目の公演終了後のカーテンコール(大紀元)）

写真6：神韻新世界芸術団は2月4日から5日にかけて米国クリーブランドのThe State Theatre at Playhouse Squareで3回の公演（写真は満員となった初回公演 (大紀元)）

写真7：神韻環球芸術団は1月31日から2月2日夜まで、スペインのスチャンのAuditorio Kursaalで3公演（写真は現地での本年度の最終公演(大紀元)）

　ドミニカ共和国での神韻初公演　議員から歓迎の祝電

写真8：1月30日夜、神韻巡回芸術団はドミニカ共和国に。初めてカリブ海地域で神韻公演を開催(大紀元)

写真9：ドミニカ共和国首都の国際空港の到着ゲートを通過する神韻のアーティスト。拍手喝采と花束に囲まれた(大紀元)

写真10：神韻巡回芸術団の交響楽団の指揮者、ミレン・ナチェフ氏 (新唐人テレビ）

　神韻巡回芸術団の交響楽団の指揮者、ミレン・ナチェフ氏は「神韻が初めてドミニカ共和国に来たことを誇りに思います。素晴らしいショーになると信じています」と述べた。

写真11：「地元の人たちに素晴らしい舞台を見せたい」と語る神韻巡回芸術団のダンサーで「舞踏三銃士」の一人である金志成氏 (新唐人テレビ）

　神韻巡回芸術団のダンサーで「舞踏三銃士」の一人である金志成氏は、「一回一回の公演を選り抜きの作品にしたいと思います。観客の皆さんにとって忘れられない、有意義で楽しいひとときをご提供すべく、最大の努力を尽くします」と語った。

写真12：観客の皆さんがインスピレーションを受けることを望む張紫明氏（神韻巡回芸術団の交響楽団の首席バイオリニスト(大紀元)）

　神韻巡回芸術団の交響楽団の首席バイオリニストである張紫明氏は「きっと皆さんに大満足いただけるでしょう。（神韻）公演には非常に強いエネルギーがあります。皆さんにそこからインスピレーションを受け取っていただければ」と述べた。

写真13：神韻芸術団が初めてカリブ海地域を訪れ、ドミニカ共和国で7公演。同国議会の上院議員3名、下院議員2名からは神韻の到着を歓迎する祝電(大紀元の合成写真)

　ドミニカ共和国上院議員Dr. Flanklin Peña Villalona氏からは神韻芸術団の到来を歓迎する祝電があった。

　同国の上院議員であるイワン・シルバ（Ivan Silva）博士は祝電で「上院議員として、また上院青年常任委員会の委員長として、公演の成功を祈っています。また、この場を借りて、神韻という一流の芸術の公演にご尽力して下さったドミニカ共和国法輪大法学会に敬意と感謝を表します」

　同国のルイス・バエズ（Luis Baez）下院議員は祝電で「神韻は、衰退しつつも世界で必要とされている道徳的価値の回復に大きく貢献した」と神韻を賞賛。

　アントニオ・マルテ（Antonio Marte）上院議員は祝電で、神韻を歓迎し「ドミニカ共和国の立法者として、このような公演を我が国で開催できることを非常にありがたく思っています。制限や検閲から解放された芸術の自由な表現を、すべての国民が楽しむ機会を持つことができるよう願っています」

　ドミニカ共和国国立劇場の総支配人：神韻は世界の模範

写真14：2月2日夜、エドゥアルド・ブリート国立劇場のカルロス・ピアンティーニ・ホールで神韻巡回芸術団の初公演を鑑賞したエドゥアルド・ブリート国立劇場のディレクターで元ドミニカ共和国バレエ団のディレクター兼創設者のカルロス・ベイティア氏 (新唐人テレビ)

　自身が経営する劇場で神韻の初公演を鑑賞したエドゥアルド・ブリート国立劇場のディレクター、カルロス・ベイティア氏は、「これは誰もが観るべきショーだ。誰もが見るべき公演であり、全世界が神韻の後を追いかけるべきだ」と述べた。

　ドミニカ共和国バレエ団の創設者でもある同氏は、神韻のアーティストたちをしきりに賞賛していた。「神韻には素晴らしいダンサーたちがいて、とても優秀。私が神韻を賞賛しているのは、公演のこの上ない精妙さ、アーティストの献身、つまり規律、献身、そして愛である。ダンスは端正で一致し、アーティストの音楽性も見事だった。振り付けも美しく、心から彼らを祝福する」

　「アーティストの内面に信念と敬虔さを見出した。これは、すべてのアーティストにとって非常に重要、実に重要なことである。私は、彼らの敬虔さ、彼らが全身全霊で文化を解釈しているのを見た」。ベイティア氏はダンサーだけでなく、神韻のミュージシャンにも驚嘆した。「壮大で輝かしいオーケストラを挙げないわけにはいかないだろう。見事なオーケストラ、この上ない精妙さ！　私は、神韻全体が非常にプロフェッショナルで、高い美徳に満ちているところを鑑賞した。私の理解では、神韻は全世界の模範となるような存在である。神韻、おめでとう」

　彼は、神韻が自分のマネジメントする劇場で公演したことをこの上ない名誉と考えていた。「神韻の到来は、私のマネジメントする劇場にとって輝かしい瞬間となった。神韻は貴重な芸術団で、とてもよく訓練されている。すべての国、すべての世の人々が、みな神韻を見るべきである。中国の文化はこれほど奥が深く、これほど悠久な歴史を持っている。とてもすばらしい、今日は目の保養になった。国立劇場で神韻公演を開催したことは、大変光栄である」

　国立交響楽団音楽監督：神韻のまったく新たなオリジナリティ　一流の輝き

写真15：2月3日夜、ドミニカ共和国サントドミンゴのエドゥアルド・ブリート国立劇場カルロス・ピアティーニ・ホールで、神韻巡回芸術団の第3回公演を鑑賞した同国国立交響楽団音楽監督ホセ・アントニオ・モリーナ（José Antonio Molina）氏(新唐人テレビ)

　神韻公演を鑑賞したドミニカ共和国の国立交響楽団音楽監督のホセ・アントニオ・モリーナ氏は「神韻は、トップクラスのクラシックダンスのテクニックと中国の伝統文化の粋を集めた、まさに類を見ない芸術団である」と絶賛した。

　同氏は、ニューヨークのマンハッタン音楽院、ジュリアード音楽院など、名門音楽院で造詣を深めた。彼は「神韻は傑出した素晴らしいものであり、ダンサーは超一流で高い技術を持っている。神韻は本当に華やかで美しく輝かしい！　一度では鑑賞しきれない！」と述べた。

　彼は神韻の東洋と西洋が融合したオーケストラにも感銘を受けた。「私の専門的な観点からすると、（西洋の）伝統的なオーケストラが（中国の）民族や民間の要素、そして中国の楽器と融合するのは興味深いことである」「（神韻がこのように）民間要素を加えることは、交響曲の分野ではまったく新しく、新鮮なことである。神韻に心からお祝いを申し上げるとともに、このような高水準のパフォーマンスを我が国にもたらしてくれたことに感謝したい」

　彼は、神韻は人類に非凡な楽しみをもたらしたと語った。「神韻は、これまで世界の舞台で上演されてきたものとはまったく違っていて、とても新しい。世界的に見ても神韻はまったく新しいし、神韻のような輝かしい公演を楽しみ、その喜びや楽しさを実感してもらうのは簡単なことではない。だから神韻がどこに行っても大きなニュースになり、注目を集める。なぜなら、神韻はまったく独創的だから」

　彼はまた、神韻の公演に神々しさを感じた。「オーケストラが奏でる最初の音から、ダンサーの最後の動きまで、この公演の目的である聖なるメッセージを感じ、そのメッセージは観客の心にすでに深く浸透している」

　（続く）