　【明慧日本2023年4月28日】ジャムス市の法輪功学習者・程玉蘭さんは、ジャムス市前進公安分局の警官に自宅に押し入られて連行された。今年3月、ジャムス市向陽裁判所は程さんに懲役21カ月、罰金1万元の判決を下した。3月30日、程さんは黒竜江省女子刑務所に送り込まれた。

　今年4月4日、程さんの家族は黒竜江省女子刑務所から手紙を受け取り、程さんが3月30日に同刑務所に送られたことの知らせと、家族に木曜日に面会するようにと書いてあった。

　程さんは、ジャムス市東風区建国郷群里村の村民で、法輪功を学ぶ前は、心臓病、関節リウマチ、神経衰弱で苦しんでいた。1997年、幸運にも法輪功に出会った程さんは法輪功を学び始めてから、大法の要求に従って、真・善・忍の基準に基づいて、より良い人になるよう努力した。法輪功を学んで2カ月足らずで、すべての病気が治り、より優しい人になった。

　1999年7.20、中国共産党が法輪功への残酷な迫害を開始した後、程さんは何度も迫害を受けた。迫害から免れるため、放浪生活を余儀なくされた。

　2022年7月12日午後2時頃、ジャムス市の法輪功学習者・賈秀栄さんと劉素春さんが程さんの家を訪ね、帰ろうとして、程さんの家から出た途端、程さんの家を見張っていたジャム前進分局の国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）の警官に家に押しいられた。警官は学習者3人と程さんの息子の嫁（法輪功を学んでいない）、孫さんを連行し、法輪功の関連書籍、プリンター1台、携帯電話1台を押収した。その後、警官は賈さんと劉さんの家も家宅捜索をした。

　警官はその後、法輪功学習者・劉俊峰さんの家に行き、家宅捜索をし、法輪功関の連書籍40数冊を押収し、劉さんを連行した。

　南崗派出所に送られた程さん、賈さん、劉さん、劉俊峰さんの4人は、ジャムス市宏大病院に連れて行かれ、身体検査を受けさせられた後、ジャムス市の隣県にある樺南留置場に送られた。2022年8月4日、4人は、ジャムス市留置場に移送された。8月18日、賈さん、劉さんは「保釈」で帰宅したが、程さんと劉俊峰さんは逮捕状を発付された。

　今年1月、程さんの家族は、ジャムス向陽裁判所からの電話で、1月18日午前に程さんにオンラインで裁判を行うこと、裁判後にすぐ刑務所に送ること、家族の傍聴を許可しないと言われた。

　1月18日午前、程さんと劉俊峰さんはともに裁判をかけられた。程さんは懲役21カ月、罰金1万元、劉俊峰さんは執行猶予1年懲役8カ月、罰金5000元の判決を言い渡された。