　【明慧日本2023年6月11日】「天国楽団を大きな拍手でお迎えください！」。法輪功学習者（以下、学習者）から構成された天国楽団がドイツ・ビーレフェルトの市庁舎広場に到着すると、司会者が大きな声で呼びかけた。観客が歓声と万雷の拍手で応えると、会場全体が歓喜に包まれた。また、広場には2つの大型スクリーンが立てられ、パレードのエリアが同時に映し出された。何百人もの人々がスクリーンの前に立ち、法輪功のパレードの入場の様子に見入っていた。

　学習者は6月3日、ビーレフェルトで開催された「第25回文化パレードフェスティバル（ビーレフェルダーカーニバルデアクルトゥーレン）」に参加した。ヨーロッパ各地から集まった学習者は天国楽団を先頭に、煉功チーム、獅子舞チーム、龍舞チーム、腰鼓チームと続き、各隊列の間に横断幕の隊列が並んだ。文化祭のパレードルートはビーレフェルト市内中心部を横断し、パレード中、学習者は「真・善・忍」と書かれた蓮の花の飾りを人々に配布し、法輪大法の素晴らしさを伝えた。

6月3日、ドイツ・ビーレフェルトの第25回文化パレード祭に参加した法輪功学習者

パレードで煉功を披露する法輪功学習者

パレードに参加した腰太鼓チーム

市の中心部を歩いている横断幕の隊列

獅子舞と龍舞で盛り上げる法輪功学習者

法輪功の盛大なパレードがビーレフェルトの市庁舎広場に到着すると、多くの人々がスクリーンの前に立って入場する様子を観覧した

「真・善・忍」の文字が書かれた蓮の花の飾りを嬉しそうに手にする人々

　地元の人々が真・善・忍の価値観に共感

　ビーレフェルトに住んでいるファナールさんは、「なぜか分からないけど、あなた達を見た時、とてもいい人だと思って、会いに来ました」と言った。法輪功学習者が真・善・忍の原則に従っていることを知った彼女は、すぐに興奮し、「この原則はとても良いもので、私もこの功法を学びたい」と話した。そして、彼女は携帯電話で法輪大法のウェブサイトを保存し、学習者と電話番号を交換して、功法を学ぶことができるようにした。彼女は離れる際に、学習者と抱き合って、「あたなはとても良い人達だと感じました」「今日は会えて良かったです」と言って別れた。

ウルスラさん「真・善・忍の概念をできるだけ多くの人に伝えたい」

　ウルスラさんはビーレフェルトの繊維工場で働いている。彼女は「私は今、反迫害の請願書に署名をしました」と言った。「（中共による迫害は）とてもひどいことだと思います。署名によって迫害と闘うことはとても重要です。より多くの人が参加すればもっと良いですね。私はこの情報を友人や家族に必ず伝えます」と言った。

　ウルスラさんはまた、法輪功に対して理解が深まったという。彼女は「友人の一人が、真・善・忍の理念について話してくれたことがあります。彼はこれらの価値観をよく理解しています。私はこれらの価値観を全面的に支持します」と言った。彼女はまた、より多くの人に伝えたいと言った。「例えば、私の友人や妹など、私達もこれ（価値観）をより多くの人に伝えていきます。これは大切なことだと思います」

　83歳の法輪功学習者「法輪大法の素晴らしさを人々に伝えたい」

グエンさん（中央）は、ベトナム系の法輪功学習者と一緒にイベントに参加した

　83歳のファン・グエンさんは、40年前にベトナムからドイツに移住し、イベントに参加した最高齢の法輪功学習者の一人であった。グエンさんは以前は糖尿病患者で、毎日薬を飲まなければならず、自宅からあまり出なかったという。

　彼は、「1年ほど前、インターネットで法輪大法の紹介を見て、試してみようと思いました。ホームページの情報から地元の煉功グループに連絡したところ、ベトナムの学習者が5式の功法を教えてくれました。1カ月ほど煉功をした後、薬を飲む必要がなくなりました」と言った。グエンさんは、「これほど優れた功法が中共に迫害されていると思うと、じっと座っていられなくなり、真相を伝える活動にも参加するようになりました」と話した。

　また、グエンさんは「以前は、自分が悪いと言われれば、すぐに反論していました。今では、殴られたり怒鳴られたりしても反撃してはいけないことを修煉の中で知ったので、その衝突を軽く受け止めるようになり、気性も良くなりました」と述べた。法輪大法の修煉によって心身ともに恩恵を受けたグエンさんの経験を知ってから、周りの多くの人も法輪功を学びたいと言っているという。