　【明慧日本2023年6月24日】カナダのオンタリオ州トロント南西部にあるグエルフ市では、6月9日から11日まで第37回グエルフ＆区多文化祭が開催された。法輪功学習者（以下、学習者）はブースを設置し、人々に法輪功を紹介する活動を行った。祭りはさまざまな民族の音楽や、踊りがあり、文芸パフオーマンスや子供向けの娯楽活動などが含まれており、家族向けのイベントである。

　活動の中で、悠々と流れる音楽や、学習者の緩やかな功法は多くの観光客を惹きつけた。多くの市民は自らの連絡方法を交換し、今後法輪大法の活動を行う際に知らせてほしいと希望した。法輪功のブースに置かれている手作りの小さな蓮の花も特に人気だった。夕方になると、ステージで子供弟子たちの美しい仙女の踊りでスタートした。そして学習者は五式の功法を実演した。ステージの下の観衆は大きな拍手で学習者を支持した。

法輪功のブース

法輪功のブースで功法を実演している子供弟子

踊りを披露する子供弟子

舞台で功法を実演する学習者

　「法輪功の真・善・忍という理念を認めます」

　クリスティンさんと夫は法輪功のブースにやって来た。数年前、彼らはオタワからグエルフ市に引っ越ししてきた。クリスティンさんはオタワで気功や、太極拳を学んだことがある。学習者は彼女に法輪大法は気功や、病気治療のものだけに留まらず、自分の魂を高める修煉方法であることを伝えた。

クリスティンさんと夫は真・善・忍という価値観は人々に重視されるべきだと話す

　学習者から法輪功に関する紹介を聴いた後、クリスティンさんは「魂や、修煉に関する話題を話すのが大好きです。私にとって、身体、精神、魂、精神の健康に関してのバランスをとることはとても重要です。自宅に戻ったらインターネットで法輪功を学ぶクラスに参加します。法輪功の真・善・忍という理念を認めています。人々に重視されるべき価値観です。昨今の人々はより利己的になり、もはや、誠実でもなく、親切さもなく、寛容でもありません。我々は親切で思いやりがあり、他人の辛さや苦痛などを理解する必要があります」と話した。

　その後、クリスティンさんは学習者から中国共産党(以下、中共)による学習者への迫害を知らされ、彼女は「民主主義の国で生活している私はこの迫害を経験したことがありません。ここでは、チラシの配布や、何を発言しても、自身の身の安全を心配する必要はありません。しかし中国で発生している迫害がどれほど怖いものなのかを想像できます。中国にいる学習者とその家族の苦しみを思うと悲しいです。中共はの悪は変わっていないのです」と言った。

　「和やかなエネルギーを感じます」

　キャサリンさんはトロントの西にあるミシサガ市に在住している。彼女は車で1時間かけて、この場にやって来た。彼女は法輪功ブースを通りかかる時、学習者たちはブースの隣で煉功していた。彼女はその平静さ、和やかな雰囲気に惹きつけられブースにやってきた。

学習者の煉功に惹きつけられたキャサリンさんさん（右端）

　学習者から法輪大法について聞くと、彼女は「以前、私はヨガを学んだことがあります。太極拳、柔道を研究したこともあります。今は、私は座禅して、自らの集中力を強めて行きたいです。集団で座禅している学習者を見て、ここにきました」と話した。その後、彼女は学習者に従って煉功してみた。彼女は「功法を教えてくれたその女性の顔はとても落ち着いて、和やかです。彼女は煉功する時、エネルギーが体内に流れていることを教えてくれました。私は確かに和やかなエネルギーの流れを感じています」と話した。

　しかし、中共が長年に渡って法輪功を弾圧していることを聞き、「学習者たちは煉功して、座禅するだけなのに、なぜ政府による弾圧を受けなければならないのですか？　法輪功を修煉することは、良い人になることをめざし、信念を持つことになります。しかし中共はこの法輪功を脅威とみなしています。中共の過った決定は間違っており、理解できません」と言った。

　「なぜ中共が法輪功を迫害するのか本当に理解できない」

　ファンさんは法輪功のブースの前で『明慧インターナショナル」という雑誌を真面目に見ていた。学習者は、彼に法輪大法を紹介しようとすると、彼は「テレビで中共が法輪功、および学習者を迫害するのを見たことがあります。ここで法輪功のブースを見ましたので、その理由を聞きたいと思いました」と学習者に言った。

ホームページを見て大法について「もっと多く知りたい」とファンさんは言う

　詳しい話を聞いた後、ファンさんはため息をついた。「真・善・忍という原則はとても素晴らしいです。人々はそれに従って生活すべきです。以前から座禅を学びたいと思っていましたが、なかなかできませんでした。帰ってから法輪大法のホームページを探し、学びたいと思います。なぜ中共が法輪功を迫害するのか理解できません。遅かれ早かれ中共が崩壊すると思います」と話した。

　帰り際、彼は「明慧インターナショナル」を一冊受け取った。

　「学習者たちは親しみやすく、親切な人々」

　バーブさんは学習者に「会社の同僚の1人は学習者です。その学習者は親しみやしく、親切な人です。彼女は自分に法輪功を紹介したことがあります。法輪功はとても素晴らしいと思います。座禅することは体に良いだけでなく、精神上の健康も改善します。真・善・忍という原則は人々をより良い人間にします」と言った。

法輪功を学んでいるバーブさん（ピンク色の服を着ている女性）

　その後、彼女は学習者から煉功を学んだ。彼女は「煉功は楽しかったので、もっとたくさん煉功するようにします。今、社会と環境からのプレッシャーがとても大きいのです。煉功することでストレスが解消できます」と言った。バーブさんは立ち去る前に、「明慧インターナショナル」を持ち帰った。

　「煉功して内面の変化を感じる」

　クリスさんはグエルフ市の住民で、会社に勤めている。学習者から法輪功について紹介され、学習者に従って煉功してみた。彼女は「法輪大法を初めて知りました。学習者のブースを通りかかった時、煉功している学習者の落ち着いて、リラックスした状態に惹きつけられました。その状態は内側から出てくるものだと感じました。少しだけ煉功しましたが、気持ちが落ち着いて安定したように感じます。煉功を通じて内面の変化を感じました」

功法を学んでいるクリスさん（左）

　クリスさんは法輪大法の真・善・忍という理念を聞いて「煉功すると同時に真・善・忍に従わなければなりません。これがエネルギーの源です。体の中に存在しているのを感じます。優しさは人の頑固な考えとストレスを緩和させます。人々が自ら穏やかになれるとしたら、この世界はより良い場所になります」と言った。

　クリスさんは連絡先を学習者に残し、今後、このようなイベントで煉功などがあれば参加したいという希望伝えた。